同じ年の友人とフィットネスの話を、ブログを通してしてました。
どうしても基礎代謝のおちていく年齢なので、筋力を保つように努力していかないとね。
とか、首筋から肩の贅肉は、なかなかとれないねとか。
彼女は、今はダイエットプログラム中で、マシントレーニングを中心に行っているようで、
私はいつかも書いたように、エアロビクスがほとんどです。
からだを動かすのって楽しいね。からだも動かしてもらいたがっているんだよ。
そう書いた時に、あれ?これってどこかで読んだ話と似ているような、いないような‥。
私が思い出したのは 「からだのみなさん」
五味太郎作 かがくのとも傑作集
五味太郎さんの、絵本の魅力をここで語るには、ちょっと私では役不足という感じなのですが。
(他の著作「あそぼうよ」などのことが山猫編集長のところで詳しく読むことができます。
おすすめです)
この「からだのみなさん」の凄いところは、身体の部分ー目とか足とか指先とか鼻とか背中とかー
とにかくいろんな部分は、そこだけで行動を起こしている、といってるとこです。
ほんとだったら、(というか、ほんとはこうなんですけど)指先でキーボードを
ぱたぱた叩くのは、頭の中の脳で指令を出して、それが神経を通して指先に伝わって、
行っているんですよね。(ちょっと不安、あってますか?)でも、そうじゃないんじゃ
ないかな、って言っている本なんです。
身体のそれぞれの部分ー『みなさん』って呼びかけているところーはそれぞれが
なかば勝手に考えて(あるいは考えもせずに)、頭からの指令を待たずに動いてしまってるんです。
子供の行動パターンってそうだよね、と思いますが、(話を最後まで聞かずに突然
走り出すとか)大人になってもよくあります、そんなこと。
エアロビクスで動いたあとのクールダウンの時間帯。
ぼんやりと音楽を聞いている頭とはちがったことを、指先も、ふらはぎも、背中も、
勝手に別々のことを思ってるのが実感できます。
★福音館書店の月刊誌の裏表紙、英語のタイトルが記されています。
あのタイトルは編集の方がつけるのでしょうか?
「からだのみなさん」は『What Every Part of Your Body Said』直接的だけど、
わかりやすくていいなと思いました。(ちなみに「わたし」は『I Myself』でした。)