気が付けば10月もあと数日で終わっていき、「工房からの風」から
もう2週間以上もたってしまいました。
今年の10月はなんだかいつも以上に慌ただしく過ぎていった
気がしています。
まず10月にはいった段階では、風Tの納品のことばかり考えていて、
それとともに初めて参加するゴースカのことも、自分の中では
懸案事項で‥(笑)。
ゴースカ終わって、Tシャツ納品して、風当日の予習もして‥
そうして当日が終わったら、もう10月も半分終わりですものねー。
すっかり終わった感がありますが、でも、来年のための覚書として
画像いくつか残しておこうと思います。
まず、出来上がったばかりのTシャツ。
大野八生さんのイラストは安定のかわいらしさですね。
フロント面の、ベンチを刷る位置が私的には斬新で、とても
いいねーと話ていました。そうそう刷り色は象牙色で、という
ご注文で、色つくりは何気に店長、がんばってました。
そして、当日の庭人さん。
毎年、どんな色でも着こなしてくださいます。会場に着いて、みなさんの
Tシャツ姿を見せていただくのが本当に楽しみなんです。
今年のメインビジュアルとお庭の様子。
トキニワカフェもお庭に面したカウンターでした。
出展者のブースが充実していたのは例年通りですが、運営側と出展者側との
繋ぎ手のような「風人」さんの存在が、ますます充実してきたなーと感じました。
ワークショップや、デモンストレーションや風人さん同士のコラボ作品販売テントとか、
文庫テントとか‥。
毎年まいとし、なんらかの反省や改善点を見出し、常に今年はどうありたいか、
どんなことをやっていきたいかを考察しているからこそ、人気に甘んじることなく
成熟してきた展でありながら、新鮮なのでしょうねー。
来年の「工房からの風」も、今からとても楽しみです。
*おまけの画像*
会場に着いてすぐに列に並んだ「カナルファーム」さんの、生の落花生と
バターナッツかぼちゃ。その日の晩御飯に並びました。
今年のお土産は、指輪とガラスのペーパーウエイトと白磁の鉢と、
(いつも通りの)清々しい気持ち、でした。
ネット通販のTシャツ屋「ブーツ&スティックス」からのお知らせです。
10月28日日曜日、ラキワンパークに出店致します。
場所は、伊奈町町制施行記念公園、秋のバラ祭りとのコラボとのことです。
※下のチラシにある「第1バラ園」が出店場所です。
ラキワンパークって???
伊奈町のパン屋さん、ラッキーズさんが企画している楽しいイベントで、
パンはもちろん、製麺所あり、コーヒー屋さんあり、香り豚あり、
にじますあり。食べ物の他にもわんちゃん関連のグッズや、革製品、
バルーンアートのワークショップなどなど、お楽しみがたくさん詰まって
いるのです。
縁あって、春に一度出店させていただき、2度目になる我がブーツ&スティックスは
今回に向けてタープも購入し笑、ラッキーズさんとのコラボTシャツとトートバッグも
作成しました。
架空のお店シリーズでは、サブマリンダイナーやカメレオンカフェ、ラジオハバナス
レコードなど、様々なお店のTシャツを作ってきましたが、ついに、やっと
実在するパン屋さんのTシャツを作ることができて、嬉しさ倍増です。
色は白とネイビーの2カラー展開。
トートバッグの方は、5カラー展開。どの色もかわいいです。
お近くの方、ぜひ遊びに来てください。
そうそう、今頃?!ですが、2018年の新柄Tシャツも並びます。
先週の金曜日は、3年生のクラスでの読み聞かせ当番でした。
ひとりで2冊読みましたが、担任の先生のおはなしが少々長引き、
開始時間が5分遅れたので、早口になってしまったのが残念でした。
今回の届ける絵本は『パンのかけらとちいさなあくま』。
1冊目にこちらを読み、2冊目は、絵の対比を考えて、版画で作られた
絵本を選びました。
堀内誠一さんの絵は色も美しく、とても迫力がありますね。
以前に書いたログはこちらにあります。 →
きこりを懸命に助けるあくまの子が途中から愛らしく思えてきて、
つい応援してしまいます笑。
びっくりした地主が、終盤ひっくり返って死んでしまうところでは、
教室の皆、驚いて声をあげてました。
2冊目のこの絵本も、前に読んだことがありました。 →
木を利用して「ともだち」を作ろうと、カリコリ木を削っていたら、
同じく大きな前歯を持つりすくんと、木を叩くのは大得意なキツツキが
一緒にやらせて、と参加してきて‥結果的に、いつの間にかもんくんに
友達ができていたなんて、なんかいいお話だなーと思うのですが、
3年生はどう感じたでしょうねえ。
図書館でなんとなく児童書の棚を見ていたら、高楼方子さんの本に、
大野八生さんがイラストを描いているものを見かけ、借りてみました。
タイトルも面白いですが、表紙にスーツを着た「おじさん」?が
描かれているのも面白いなあと思いました。
ところで。
フラココノ実 って、なんだと思いますか?
おじさん含むこの地方の人は<フラココノ島>にある<フラココノ実>を
時折食べないことには、どうにもこうにもやっていかれなくなるという、
不思議な特殊性を持っているのだそうです。
フラココノ実は一年を通していつでもきらきらと実っていて、
ヘリオトロープ色の小さなリンゴほどの果実で、人びとは床屋にでも
行くような頻度で、時期がくるとそれぞれ島に渡り、一つぷちんと
もぎとって、果汁豊かなその実にかじりつき、カシュカシュカシュ‥と
食べるのだそうです。そしてそれは、やさしく切ない、遠い夢のような
味がする実 とのこと。
食べてみたいですよね。
でも、人によって「食べに行き頃」は、ばらばらで、いつその時が
訪れるのか、あるいは訪れないのか、「その時」がやってこないと
わからないのだそうです。
で、表紙に描かれているポイット氏は、さあその時がやってきた!と
喜び勇んで島へ渡ろうとするたびに、何らかの障がいが起こり、未だ
甘美なその実を味わうことができません。
そして、誰にも知られたくないその秘密を、ある日、エビータさんに
言い当てられ戸惑うポイット氏。
エビータさんは、実を食べたことがない人は地面から足が4ミリ浮いている
という事実を発見し、そしてポイット氏に声をかけたのでした‥。
同様に、画家のバンボーロさんも、「4ミリ」の仲間であることを見つけ、
一緒に島に渡ろうともちかけますが、バンボーロさんはこう言います。
「食べたとたん、<何か>がなくなるらしいと言われているのは
ご存じでしょう。<何か>を得れば<何か>を失う。要するに、人間は、
いつだって<何か>が欠けているものなのです。しかし見方を変えれば、
どっちかの<何か>は持っているということにほかなりません。
だとすると、そこいらじゅうの人がなくしてしまった<何か>を
大事に持っているほうが、貴重、かつ、愉快じゃありませんか」
なるほどなるほど、一理ありますねー。
「4ミリ同盟」の面々は、<フラココノ島>に渡ることができたのか、
そして甘美なその実を味わうことができたのか、失うものとは何なのかー。
おもしろい結末でした。
先週の金曜日は2年生のクラスでの読み聞かせ当番でした。
ひとりで、3冊読んできました。
最初に読んだのは今回の「届ける絵本」。
基本中の基本、の絵本ですが、実は家でも小学校でもほとんど
読んだことがありませんでした。
モノトーンが娘に受け入れられなかったのかどうか、あまり
記憶に残ってないですが、家にあれば意外にお気に入りになって
いたかもしれないですが。
紙のぼうしをかぶることで、「もりのなか」=夢の中?に
入っていくぼくと、そこに登場する動物たち。
「さんぽ」について行きたくて、耳を拭いている象の姿が私の
お気に入りです笑。
2年生は、やはりピクニックのあとに残されていたアイスクリームが
気になるようでした。
かくれんぼで男の子が鬼になって数を数えている間に、動物たちは
居なくなってしまうのですが、読み終わったあと「不思議(な話)だった?」と
前の方に座っていた子に軽く訊いてみたところ反応は薄く‥。
仲間との記録タイムの時にその話をすると、「子どもには案外不思議でもなんでもなく、
すんなりと(お話が)入っていってるのかもしれませんね」との意見もあり。
2冊目は、新米の時期にぴったりだと思うこちらの絵本を。
今までに、2度ほど教室で読んだことがあるのですが、なんか、大人が面白いと
思うほどに、子供たちには面白さが伝わっていないような感じが残っていて。
これは、もしかしたら、おにぎりはお米からできている→お米は稲という
植物からできている→植物が育つためにはおひさまの光が不可欠。が理解できて
いないので、おにぎりがおてんさまに向かって一列に並んで御礼を言う
ために万次郎さんの台所から飛び出して行った、という最大のポイントが
わからないのでは、と思いました。
そこで質問形式でそのあたりのことを整理してから(笑)、読んだところ
今までにはなかった手ごたえを感じることができた気がします。
(新米を有難く思うのも、考えてみれば大人だけなのかもしれませんねー。)
3冊目に、図書館で偶然見かけたこの絵本を読んでみました。
「ちいさなかがくのとも」 沢田としきさん、こういう絵も描いていたのですね。
マンションのベランダから見える、夕暮れの景色を丁寧に描いています。
雲がひとつづつ茜色になっていく様子が美しいです。
くもが もえる。
ひとつ、ひとつ、ひが つくみたいに、
じゅんばんに もえあがる。
それと、すっかり日が落ちたあとのこのページ。
そらと くもが あおざめる。
まちじゅうが、あおざめる。
「ちいさなかがくのとも」。なかなかよいですね。
ついにこの日がやってきました。
ゴースカへの初参戦です(笑)。
なになにゴースカって???
スピッツのファンクラブ限定ツアーの略称なのです。
ライヴに行くようになっておよそ10年。
チケット確保のために有料のオンラインメンバーズになり、
近くの会場が当たったと言っては喜び、外れることもあるって
書いてあったけど、本当に外れた~と落胆した日もあり。
数年前、やっぱり一度はファンクラブだけのライヴにも
行ってみたい!と思い始め入会してから、このたびが初めての
参加でした。
場所は新木場スタジオ・コースト。オールスタンディングですよ。
やるかやらないか迷ったら、行くかやめるか迷ったら、前者を
必ず選ぶべきですね~今回も本当にやめずに申し込んで、そして
参加してよかったです。
もう生きる喜びそのもの。
整理券番号があらかじめ送られてきていて‥400番台の最初の方
だったので、ステージ正面前から6、7列目をキープできました。
こんなに近くに、マサムネさんを見てしまってよいのかなーの
至福の2時間の演奏と、そのあとこれまた楽しい交流の半時間。
演奏曲も、その日その場所に居る人のリクエストで決まるものもあり、
なんと他会場では一度も歌われていない歌もありました。
自然な感じのトーク、フツーのコンサートではおそらくほとんど
セトリに入らないレア曲‥どれもこれも本当に嬉しい尽くし。
その上、はっきりと、ギターを弾くマサムネさんの腕が見え、
(思っていたよりもずっとしっかりとした、美しい腕から手への
ラインでした)テツヤ氏が次の曲の準備のため、指を動かしている
様子まではっきりと見えて(その繊細な感じも)‥生きてて
よかったあ、とほんとに思いました(笑)。
NO SPITZ NO LIFE
季節の移ろいを、風の匂いに感じたり、朝方に毛布1枚
よけいにかけることで寒くなってきたなーと思ったり。
‥の他にも、ラジオに雑音混じること多くなってきたなーと
思うと、秋が加速し冬になってきた証拠、となってから、
いったい何年が過ぎたでしょう。
笑い話みたいなほんとの話なのですが、リビングにある
CDコンポ(?)に付いているラジオ。寒くなってくると
聞こえにくくなってきて困ってました。
困ってはいたのですが、でも、まったく聞こえないわけでもなく、
ボリューム調節などでなんとなくしのいでいると、またいつの間にか
暖かくなってきて、の繰り返し。
でも、今年の夏、夏なのに聞こえにくくなってきて、これはついに
ダメだね、となりました。
代わりに来たのは、こういうやつ。
CDレシーバー と呼ばれるらしいです。
そして、Bluetooth対応。
何それ?って思っていたら、この機能、けっこう便利なんですねー。
(私のiphoneにしか入っていない音源が、スピーカーから
流れてくるなんて、なんかちょっといい感じ)
スピーカーも、それとともに新しいものに。
「ブックシェルフスピーカー チェリー」という名称が、
特にわけはないのですが、何か気にいってます(笑)。
こういうものは夫が選んで、私が承認するというかたちが
うちのスタンダード。
でも、家庭用品になると、二人で協議します笑。
壊れかけてた(炊飯はできるけれど、周囲のプラ部分にダメージあり)
炊飯器の代わりに、何を買うかーということで、検討した結果
鍋で炊こう、ということに決まり、こちらを買いました。
Mサイズの方で、2合炊き用です。(3合までは炊けるらしい)
今までも、炊く時はたいてい2合で、そのあとも保温機能は
使わずに、食べきれない分は冷凍していたので不便は感じません。
ただひとつ懸念していたのは、タイマーがないので、朝ごはんに
炊き立てを食べるのなら、私が、必ず忘れずにガスで炊かなければ
いけないということ。
すこしだけプレッシャーがありましたが、2度ほど炊いてみて、
ちっとも苦にならないことを発見(笑)しました。
お味噌汁作っている隣で、ごはんも同時進行OKです。
炊きあがりももちろんおいしいけど、冷めてからとか、冷凍したものを
解凍して食べた時に、おいしさの違いを実感しました。
もし、鍋炊きはどうかなーと思っている方いましたら、ぜひチャレンジを
お薦めします。