音楽の喜び フルートとともに

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ふれあい味噌作り

2009-02-28 22:44:03 | 子ども

今日は、小学校で「味噌作り講習会」をしました。
子ども達と地域の人たちが、集まってお味噌をつくります。

前々日から、大豆を水につけておき、昨日は大豆を炊きます。湯でこぼしながら、2時間。だそうですが、うちでは圧力鍋で、20分。それでも、お味噌7㌔分を炊くので、3回に分けて炊くので一時間くらいはかかってしまいました。
今回は講習なので、70人分一人100グラムづつ作れるように、セットします。
大豆の煮水を切ってさまして。
フリーザーパックに、大豆を50g、ナイロン袋に米麹を25g。
煮水は種水として使うので、ペットボトルに入れて、持って行きます。
ここまでを、昨日こつこつと準備。

今日は、袋の上から指で大豆をつぶしていきます。それから、種水大さじ1と、塩中さじ1、米麹を混ぜて、よく混ぜます。
容器をお酒を含ませてキッチンペーパーで拭いて、消毒。
混ぜたお味噌をハンバーグを作るように、空気を抜きながら丸めます。それから、おもむるに、容器に叩きつけます。100gなので、1回で終わってしまいますが、7㌔作るときは、ばんばん叩きつけます。
空気の隙間から、カビが生えるので、空気をなるべく入れないためにたたきつけるようです。
後は上をならしてラップでピッタリふたをして、容器のふたを閉めます。

ラップではなく、酒かすや、だし昆布をのせると、カビも生えにくく、味がしみこんで、昆布も食べられておいしいと、お味噌やさんに聞いたことがあります。

後は風通しの良い冷暗所において、夏休みに1回、黒い汁が上がって来たら天地返しといって、底から混ぜてひっくり返します。9月になったら食べられます。

いつもは小学生とその親が多いのですが、今回は、年配の方がたくさんと、小学生でした。味噌を自分の家で作りたいと、熱心に質問される年配の男性、故郷の田舎ではみんなが作っててもらえたんだけど、今はもう帰れないので、自分で作ろうと思ったと言っておられました。

子ども達は興味津々でしたが、今回は大人の方が熱心。

後は、豚汁と、お味噌汁と、焼きりんごを作ってみんなで頂きました。
豚汁には、私が作った3年目のお味噌を使いました。おおむね好評。
お味噌は、寝かしておけばおくほど、塩が舌に刺さなくなって、マイルドになります。3年目になると、きゅうりにそのままつけても、もろみ漬けのようでおいしく食べられます。

いつもながら「時間はたっぷりありますので、いらいらしても子どもさんに作業をさせてあげて、見守ってあげてください。」と声かけします。

お料理得意の女性も、腕の見せ所というところを、抑えて、子ども達を見守って下さって、後で「こんなに小さな子どもが、できるなんて思わなかったわ。」なんていってくれます。
「私も、自分の子ども達にさせてあげればよかったわ。」なんて

子ども達は、思ったよりも力を持っています。お料理は男子が、特に張り切ってやります。あんまり上手のするので、「やったことあるの?」と聞くと、「家では包丁を持ったらあかん。っていわれてるねん。」という子が圧倒的に多いです。
女子も男子も、「いつもやっている。」なんて子どもにお目にかかったことはありません。
お皿洗いも喜んでします。子どもはお料理をしたがっている。なんていったら、親はびっくりするのでしょうか?