今日は、カルメンを上演するメセナホールの担当者Kさんと、打合せ。
実行委員4人と、踊りのOさんも一緒です。
舞台上に、ピアノや合唱を配置すると、踊る場所が狭くなるので、舞台下と客席のと間にある広いスペースで踊ってもらうことにしました。
問題は照明です。
会場に二つあるスポットライトを語りと、ソロのあるピアノに使うと、踊りには回せません。
スポットを操作する人を頼むと、21000円の人件費がかかるのも避けたい。だからといって、踊りを客席照明だけで踊るのは見えなく無ないけれど、気分がでません。
「客席にの壁に沿ってたてられて固定で、舞台前を照らせるような照明だとどうなりますか?」思いついて私が聞いてみると、「うーん。」とKさんが頭をひねってくれて、「SSライトがいいかなあ。」
「ただ、それだと、影がでるのと、そんなに広い場所は照らせないっていうのがあるんですが。」
「影が出たら、ジプシーなんか委員と違うかな?」と語りのKさん。
「そうだね。光源に近いわけではないから、そんなに大きな影ではないですよね。酒場の感じがでますね。」
「それやったら、大丈夫かな。SSライトいうのがあるから、それを、客席の左右に置いて照らしてあげるくらいやったら、人を増やさなくてもできますよ。」
「最後のシーンで、カルメンが闘牛場の外で殺されるところなんですが、闘牛場を背景の向こう側にあるようにできないですか?」
「プロジェクターを良いのを買ったんですよ。近い距離から照らして大きく映るの。しかし、これだけに使うのはどうかなあ?」
「そうですか。5000円アップでしたよね。」
「反響板をやめたら、パイプをかけてそこに布を垂らして気分をだすとかは、できますけどね。」
「うーん。音は犠牲にできないから、それはできないですね。」
「前を暗くしてスポットをあてて、背景に赤いホリゾントを入れるくらいかなぁ。また、何かみんなで検討してもらって、聞いてください。できるだけ対応しますし、だめやったらできないっていいますから。他のとこでこの前、それは電気工事しないとダメというもありましたから。でも、何でも聞いてみてください。」
「語りですけど、宴台みたいなのありますか?」とKさん。
「ありますよ。」
「ずっと音楽があって、語りもあってって感じで出たままなんで、あまり大きなものでなくていいのですが。」
「出入りしなんですか。そうやったら、舞台の下でしたらどうかな?」
「スポットをそこに固定してできるし。」
舞台の全体像がだんだん浮かび上がってきました。1月27日まであと、1か月半。
楽しみになってきました。