音楽の喜び フルートとともに

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クリスマスコンサートin河原町十字屋

2012-12-26 00:42:07 | 音楽

大きくなった息子たちには、もうサンタは来ないけれど、八日市に仕事で出かけた夫が、珍しくケーキを買って帰りました。
近江八幡でたねやさんをみつけてから、お気に入りのようで、彦根店にも、行き。それから、この八日市。全て仕事回りですが、「八日市店限定クリスマスケーキらしい」と、うれしそうに言っていました。自分は味見程度に食べたたけです。このクランベリーソースがおいしかったです。

受験生の次男は第一志望がすべり、クリスマスどころではない状況ですが、悲壮感はなく息抜きばかり。甘味には目がない。


今日は12時から、京都の河原町十字屋さんで、フルート&オカリナ奏者のIさんに呼ばれて、クリスマスコンサートに出演しました。

十字屋さんのロビーで、オカリナ演奏の間に、Iさんとフルート演奏しました。
ムソルグスキーの展覧会の絵からプロムナードと、アルルの女のメヌエットの2曲。
11時に集まって、初めて合わせて。

プロムナードは、全く吹いたことがない曲です。よく聴くフレーズのところはいいですが、一人で吹いていると、中間部は1stが主旋律なのか、2ndなのかよくわかりません。2回ほど合わせましたが、2回とも、そこで、合わなくなってしまいました。大丈夫か?譜面ヅラは、4音符ばかりなのに、あなどれません。その、同じ音符ばかりというのが曲者です。

アルルの女はよく吹く曲ですが、フルートデュオは初めて。
いつもと、違う感じですが、面白いアレンジです。私の吹く1stは、ソロそのままですが、2ndを演奏するIさんは、だいぶピアノ譜とは違います。それでも、いつもと同じように、私がテンポを揺らしたりするので、大変だったと思いますが、Iさんはナイスフォロー。

リハをしていると、大宮店の店員さんが、オカリナをいろいろ持ってやってきました。きらきらぼしを吹いて、楽器紹介をするそうです。
オカリナといってもいろいろあって、一番左端がプラスチック、真ん中が陶器、左端はスペインからの磁器。
全部音が違います。真ん中の陶器は吹き口が3つあって、3オクターブ AからAまで出るそうです。3つの穴を同時に吹いて和音も吹けます。ただし、フルートと違って運指がとても複雑で、オクターブ違うと、同じEでも待ったく違う運指だそうです。

「音はフルートを吹いているとすぐ良い音出るよ。」とIさんは言っていましたが、運指はだいぶ大変そう。
音量も、Iさんが吹くとフルート以上に鳴ります。 ビンビン響いて、うるさいくらい。
左端がリコーダーに一番近いかも。真ん中はIさんが使い込んでいるせいもあってかとにかく良く鳴ります。右端磁器は、オカリナにしては、やや硬質な、石を吹いている音。で、これはこれで味があります。Iさんはこのオカリナを新しく購入していました。


フルートに比べると、だいぶ安いですが、これは結構お値段がはります。それでも、落としたらやっぱり割れるそうです。

さて、コンサートは盛況。デュオもプロムナードはノーミスでしたが、大丈夫なはずのアルルの女で一箇所ミスった
きっとわからなかっただろうと思うことにします。

終わってIさんとモスバーガーを食べながら話していたら、「歌心がある演奏で、僕が吹いたらこんな風にはならないから、びっくりした。」そうです。
Iさんはとっても理性的な演奏をします。私は感情優先。なんだか、正反対の二人。
こんな二人が出会って演奏することがあるから、人生興味深い。
年内最後のコンサートでした。