うちの庭にオスペルマムを植えました。

ピンクマーガレットも。
放りっぱなしだった芍薬もちゃんと芽が出てつぼみをつけているではないですか。
ずっと手入れを怠らなかったのに、昨年10月に母が心臓の手術のために入院。父の転院などなど重なって、ついに水をやるのを諦め、冬になったこともあって、庭は放置。
荒れ放題。
その後、母退院、父の悪化、死とその後の事務手続きと、庭を省みる気分になれませんでした。
時間はあっても、気分の落ち込みが激しく。
友だちが呼んでくれたりとか、最低限の仕事には集中したものの。
こんなにできない人だったかな?と思うほど、家に一人でいるとダメダメでした。
しかし、4月。
美しい花を見るにつけ、うちの庭もなんとかしなくちゃとようやく少し片付けて、冬の間に枯れちゃった鉢を植え替え。

ピンクマーガレットも。

放りっぱなしだった芍薬もちゃんと芽が出てつぼみをつけているではないですか。
自然はえらいなぁ。
昨日はモーツァルトのフルート四重奏のイ長調の三楽章。テーマはパイジェッロの歌「勇敢な競演」から取られたものでした。
そのパイジェッロの人気のアリア「うつろな心」はベートーベン、パガニーニが変奏曲を書いています。フルートではテオパルド ベームが変奏曲を書いています。
この曲は恋に悩み苦しみ絶望するという歌詞がついています。
なぜ、こんな暗く苦しく悲しい曲がヒットし、200年も歌い継がれているのかというと、誰の人生も明るく楽しいことばかりでは無いということ。
悲しい時、苦しくて絶望的な時に寄り添い力をくれるのが、音楽であると言うことなのだと思います。
そして、今日はフルート変奏曲。ベームの「うつろな心」を紹介します。