音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

ミサ曲ト短調

2022-09-09 21:05:00 | 現代
イギリスのエリザベス二世女王が亡くなりました。
25歳で即位し、以来女王の任を務め
、96歳。
2日前の9月6日に自分の足で歩き、話し、公務でトラス氏を首相に任命したばかり。
女王だからというばかりでなく、スーパー高齢者だと思います。
なかなかこんなふうには死ねない。

ご冥福をお祈り申し上げます。

ヴォーン ウィリアムズ(1872-1958年)イングランド ダウンアンブニー生まれ、イングランド ロンドン没
ミサ曲ト短調は、グスタフ ホルスト(Gustav Holst, 1874-1934)イングランド チェルトナム生まれ、イングランド ロンドン没

が主催した音楽祭の
合唱団のために1922年に書かれました。
無伴奏合唱とソリストのための作品です。

ホルストは学生時代からの親友で、
一緒に旅行して民謡を収集したり、
イギリスの偉大な先人たち楽譜を広げて、語り合っています。

ピーター アクロイドは著作「Albion: The Origins of the English Imagination」の中で彼の作品を記しています。

「もしそのイングランドらしさというものが言葉では完全に言い表せるものだとすれば、その言葉とは次のようなものになるだろう。表向きはよくある普通の音楽だが、抒情的、旋律的、憂鬱で郷愁を誘い、さらに時を超越しているばかりでなく、深遠かつ神秘的でもある。」

エリザベス女王が1953年に即位したとき、ウェストミンスター寺院での戴冠式でも他のイギリスの曲とともに演奏されました。