実家の檸檬の実がなりました。樹高80㎝位、昨年は2個、今年は3個。写真ではわかりにくいですが、巨大です。形も檸檬型ではありませんが、絞るとちゃんと檸檬です。
コンヴェンション2日目3時間目は、
眞々田昭司さんのレクチャー「良い音は、良い姿勢、良い呼吸でつくられる」
眞々田さんは、建築家、武術家、気功治療家、音大や、各種管楽器の協会,YAMAHAなどで、呼吸法や姿勢や運動力学について実技指導や講演を行っておられるそうです。
良い音は 重力 筋肉 呼吸でつくられるそうです。
重力は、たとえば楽器を横に持つと、重力の影響を受け、重く感じます。それだけでなく音は空気の振動なので、微粒子は圧力を受け、振動が伝わりにくくなります。
なので、どのような楽器でも、縦に持った方が、音が飛びやすい。
次に、筋肉は、すでに使っている筋肉を、同じ目的、あるいは他の目的に使うことはできない。と言う法則があるそうです。
例えば、腕を持ち上げるために、腕の筋肉を目一杯使うと、指の筋肉をうごかすためには、筋肉は動きにくい。
また、腹筋は腹筋は大きな筋肉なので、そこを動かすと他の筋肉が使えにくくなるそうです。
なので、呼吸は、腹筋ではなく呼吸筋を使うと、いろいろな作業がしやすくなります。
呼吸筋には、肋間筋、胸鎖乳突筋、胸筋があり、この筋肉は呼吸するためのものなので、これを使うようにするといいそうです。
また、鼻は息を吸うための穴で、口は食物を食べるための穴。
鼻ですうと、酸素は長い道を通って暖められ肺に届き、繊毛がほこりから気道を守り、常在菌がばい菌を殺します。普通に吸っても、口で吸うときの数倍、肺の気泡に酸素が届きます。
なので、呼吸は鼻から、音を立てずに吸うだけで充分な呼吸ができます。
これらをふまえて、楽器を持つ良い姿勢とは、
まず座って演奏する場合は、足をひざが鈍角を作るように前に出し、ふとももをしっかり座面につけ、腿と身体が直角になるように起こして演奏する。
立って吹くときは、
足は構造から見て、重心は、土踏まずの上位にある。
足を90度に開き、親指のある位置に開けば肩幅の間隔になります。重心が土踏まずの上にくるように、足幅を、肩幅の間隔にあけてまっすぐ立ちます。
女性に多い立ち方は、背中、腰のところで反っているが、この姿勢は腎不全、心筋梗塞など万病のもと。背中を壁につけ、背中に手を入れてみて、その隙間ができないように矯正します。
そのまっすぐの感覚を崩さないように、足の前の方に重心を移動する前傾姿勢をとります。
楽器をできるだけ垂直に近く立て、ひじを身体の前に持ってくるようにし、首を楽器が吹けるように傾けます。
なかなか、文章にするのは難しいですが、実演や、実験を交えたレクチャーで、実際に演奏者を募って、この姿勢をとると、びっくりするほど音が変わりました。私も、帰ってすぐこの姿勢を実践してみるととても楽に演奏できるので、以来ずっとこのフォームに改造中です。
分身の術を使いたかった。
悩んで、コンサートを聴いてました。
素晴らしいですね。目から鱗って感じ。
実は今、巨大な迷路に迷い込んだように
低迷しているんです。
どこに解決策があるのか、見えてこなくて(涙)
たとえば、ブレスのあとの音が乱れたり、
呼吸が続かなかったり…
問題山積なんです。
パスカルさんのレポートで、試してみます!
書いていただいてありがとうございます!
迷路に入り込むこと、ありますよねぇ。
眞々田さんは、共同音楽出版社から、講座名と同名の本を出されたり、レクチャーもいろんなところでされているようです。
私の文章だけでは、不十分だと思うので、どうかそちらの方でも、確かめながらやってみてくださいね。
呼吸法改善されるといいですね。がんばって!