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新年の歌

2024-01-05 21:03:00 | ロマン派
海住山寺にあった石楠花シャクナゲの蕾。

里山のお茶の花。
ヤツデの花


南天

千両

万両

クチナシの実

冬の里山も彩りも実りもありました。

フェリックス メンデルスゾーン(1809-1847年)自由都市ハンブルク生まれ、ザクセン王国ライプツィヒ没

「新年の歌」op.88-1
6つのリートよりは1839年に混声合唱のために作曲されました。

「新年の歌」の詩は
ヨハン ペーター ヘーベル(1760-1826年)スイスバーゼル生まれ、シュヴェッツィンゲン没
ドイツ語の方言アレマン語(ドイツケルマン民族スエビ族の使った言葉)の詩集を作ったこと、
ギムナジウムの校長を努めたので国家公認の暦物語の編纂に加わり、ドイツ中に知られました。
もう一つの功績は子ども向けの教科書として書かれた「聖書物語」も多くの人に読まれました。


「新年の歌」

喜びと共に痛みが引く
年を経るごとに
激しい嵐 穏やかな西風
不安な悩み 幸せな安らぎが
歩いて行く 傍らを

そして涙が落ちるところ
またバラの咲くところ
既に混ざり合っている 私たちが求める前に
玉座にも 掘っ立て小屋にも
悩みと喜びが満ちている

昔はそうではなかったのか?
新しさのうちに終わるのか?
太陽が昇り沈み
雲が行き交う
そして希望は変えることはない

ならば われらの上に
適切なバランスで計量したまえ
あらゆる感覚を その喜びに対する
あらゆる勇気を その苦しみに対する
新しい時代に

人生の道の上 皆に
傍らにある友を
満ち足りた心を
そして静かな優しさを
希望の存在を



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