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星の王子さま

2010-09-23 21:23:19 | 本・映画など

これ、なんだと思います?チンアナゴと言います。
あまりにシュールで、アートチックなので、撮ってしまいました。
・・・ムーミン谷のニョロニョロのモデル?

小学生の頃に読んだ「星の王子さま」
そんなにおもしろいと思えなかった。子どもはこんな風に思わない。って思って一度読んで、全く読み返すことなく長年いました。

ところが、その中に書いてあることばを、ずっと気になって、覚えていることに最近気がつきました。

「その星は、たくさんの星の中の一つだけれど、その一つに名前をつけて、毎日その星を眺めると、それは、たくさんの中の一つではなくて、僕の愛する星になる。そいうことを大人はわかっていない。」

この事が気になってずっと私は、道で美しい花を見つけると、名前を知らずにはいられない。気に入った魚を見るとやっぱり名前を知りたい。忘れてしまうとしても。
その道を通るたび、魚と海で出会うたび、覚えた名前をつぶやいてみると、前よりもその花や魚と近しくなったような気がします。

ところが、今夜、その言葉がどこに書いてあったか知りたくて、何十年ぶりに「星の王子さま」を見て見ると、どこに書いてあったのか全く見つかりません。

きつねの話す事にそのように思えることが書いてありますが、同じではありません。自分の頭の中で翻訳して覚えていたのかしら?

それにしても長い間。大事に覚えていて、自分の行動を方向付けていたものです。
もう一度、読んでみたら、この本が大人に向けて書かれた童話であることに気がつきました。
そして、「愛する」とはどういうことか?について、多く書かれていたこと。
その意味で私の覚えていた言葉は、内容とそう遠くは無いこともわかってほっとしました。

今夜は、長い友人「星の王子さま」を読みながら休みましょう。


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