土曜日の朝は松井山手の実家でレッスン。
こちらの花ニラは「うえた覚えがない。」といいますが、球根なのでたぶん誰かが植えないと生えてこないはず。
はバッハ一族ではありませんが、同じテューリンゲン地方の音楽家一族の、宮廷トランペット奏者の娘でした。
アンハルト ケーテン侯(1694-1728年)
トーマス教会バッハの像があり、お墓もあります。
彼女の筆跡はバッハのそれに良く似ていると言われていますが、とくにこの曲集は長い間バッハの自筆譜だと思われていました。
庭の桃の花が満開でした。
玄関にもでで~んと飾ってありました。
こちらの花ニラは「うえた覚えがない。」といいますが、球根なのでたぶん誰かが植えないと生えてこないはず。
ムスカリは「確かに植えた。」と言っていますが…。
ひょっとしたら母が知らない内に亡くなった父が植えたのかも…。
母の好きな色なのでそうかもしれない…。
ヨハン セバスチャン バッハ(1685-1750年)神聖ローマ帝国ザクセン選帝侯領アイゼナハ生まれ、神聖ローマ帝国ザクセン選帝侯領ライプツィヒ没
がミュールハウゼンの教会オルガニストに転職した1707年10月にマリア バラバラと結婚しました。
マリア・バルバラはバッハとヴァイマール(宮廷オルガニスト楽師・楽師長)とケーテン(宮廷楽長)で苦楽を共にし、7人の子どもをもうけ、そのうち4人が成人します。
しかし、ケーテン時代の1720年7月、バッハが仕事で家を留守にしている間に亡くなってしまいます。
アンナの姉が家政婦として手伝ってくれていました。
この女性は、バッハの再婚後も1729年まで一家と行動を共にします。
バッハ生前から人気があったドラマチックな「半音階的幻想曲とフーガ」は、成立年代(諸説あり)などからマリア・バルバラへの追悼曲と推測する研究者もいます。
当時18歳のアンナ・マグダレーナ・ヴィルケ(1701~1760)
はバッハ一族ではありませんが、同じテューリンゲン地方の音楽家一族の、宮廷トランペット奏者の娘でした。
彼女の父がザクセン=ヴァイセンフェルス侯国の宮廷に務めていた頃に声楽の訓練を受けて、ケーテンの宮廷付歌手に雇用されました。
アンハルト ケーテン侯(1694-1728年)
そこに宮廷楽長のバッハがいました。
その時が馴れ初めの可能性もあります。1730年友人に宛てた手紙でバッハは妻のことを「とてもきれいなソプラノを歌う」人だと書いています。
先妻が亡くなっておよそ1年半後、バッハ36歳
1721年12月3日にケーテンで、アンナ・マグダレーナと結婚します。
アンナ、20歳の若さでした。
彼女はいきなり4人の子どもの母親になりました。
先妻の姉が家事を手伝ってくれたこともあって、しばらく歌手の仕事を続けることができました。
しかも、かなりの給料をもらっていたことから、優秀な歌手だったようです。
2人はバッハが亡くなるまで28年間連れ添い、13人の子どもをもうけ、そのうち6人が成人。
結婚の2年後に一家はライプツィヒに移住し、バッハはトーマス教会のカントル、市の音楽監督、ライプツィヒ大学の学生からなるコレギウム・ムジクムの指揮者として多忙になります。
トーマス教会バッハの像があり、お墓もあります。
家族はトーマス学校の校舎
に住み、アンナ・マグダレーナは先妻の姉とともに子どもたちの教育や家事に専念することになりました。
バッハは結婚の翌年に一冊の楽譜帳《アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳》を贈っています。
そこにはあらかじめフランス組曲の最初の5曲が記載されていて、その後にバッハは妻と子どもたちのために、さまざまな音楽を書き込み続けました。
それは1723年にライプツィヒに移ってから2冊目となり、歌曲やコラール、短い鍵盤曲、おそらくバッハ自身の手になると思われる詩などが加えられていきました。
バッハの親戚で私設秘書を務めた人がある手紙の中で30歳代後半の彼女について、「おばさんは、園芸と鳥を飼うことが大好きな人です」と言っています。
アンナ・マグダレーナは、ライプツィヒではもはや歌手として公的な場に出ることはありませんでしたが、パート譜を筆写するなど夫の仕事を手伝っています。
たとえば《無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ》《無伴奏チェロ組曲》《平均律クラヴィーア曲集第2巻》、オルガン・ソナタ、ヴァイオリンとピアノのためのソナタBWV1021、チェンバロ協奏曲BWV1061、カンタータ13番、32番などです。
その中でも《無伴奏チェロ組曲》は、バッハの自筆の楽譜が残っておらず、アンナ・マグダレーナとバッハの弟子のケルナーによる写本以外、18世紀後半の2つの写本しかありません。
彼女の筆跡はバッハのそれに良く似ていると言われていますが、とくにこの曲集は長い間バッハの自筆譜だと思われていました。
無伴奏チェロ組曲第1番
カザルスの演奏は大変立派、剛直さを感じますね。この曲で私が一番好きな演奏は、優雅なピエール・フルニエの演奏です。
「無伴奏バイオリンのためのソナタ」も「同パルティータ」も「無伴奏チェロ組曲」も、どれも大好きです。
バッハの奥さんのことは、全然知りませんでしたよ。
フルニエ…いいですね~💖
人によって同じ曲でも違って聞こえますね。聴き分ける耳をお持ちですね。素晴らしい💖
私も大好きですわ
バッハ一家は工房のような感じで、お父さんがテーマを与えて息子が手伝っていたり、補作をしていたり、マグダレーナも作っていたと思われるのもあります。
女も子どもも全員で工房を支えていたと最近では考えられています。
興味深いですね。