音楽の喜び フルートとともに

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ボーンズ オブ ライフ

2011-08-10 21:24:42 | レクチャー、マスタークラス

韓国の駅には、必ずあります。防毒マスク。今日も、北朝鮮の砲撃があったそうです。こういうものが、珍しいという感覚の方が、異常なのかもしれません。
歴史とは戦争の数だと言った人がありますが、日本は66年間戦争をしないできた。そのことの重みを私たちはもっと感じた方がいいような気がします。

今日午前は、ボーンズ オブ ライフ。
韓国のホテルに3泊。いつも使っている畳の上にパッドではなく、柔らかいクッション。次の日、メニエルのようなめまい。歩いていると、何も無いところでつまずいたり、体のバランスが悪くなってしまいました。これは、私の適応力のなさを示しています。

子どもは枕やクッションが変わったからと言って、眠れなかったりはしない。
子どもが学ぶのが早いのはこの適応力のせいです。

大人は、床やクッションに自分を合わせるのではなく、クッションを変えておしまい。床から学ぶことは無い。

もう一つ。
先生が一緒に吹いてくれると、演奏がうまくいくのに、一人で吹くとまずい。
なぜなのか考えて、こうしたらいいのじゃないか?ということを見つけたような気がする。
というと、「思考」「感情」「感覚」「知性」「理性」
「感覚」のことは「思考」で解釈したらおしまい。

学びたいなら、せっかく得た感覚を味わわなければ、学ぶのは「感情」が動いたときだけ。

子どもは劇を見ても、評価して素晴らしいと褒めたりしないでしょう。
素晴らしい劇の中の人物になって、それを味わうでしょう。
それになったつもりで。だからすぐ真似られるのです。
そこにあるのは喜びと感動です。

みんな分析し、解釈したり、覚えたことで、学んだ気になっていますが、それは、頭の中の図書館にデータが入っただけ。

それで使える?
楽譜を読めても、音楽を演奏できないでしょう?
どんな学問も自分とつなげ、使えてこそ。
先生に感謝し、その体験を感動をもって味わえばいいんです。

今日も、おもしろかった。


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