音楽の喜び フルートとともに

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イメージトレーニング

2013-08-08 22:11:26 | 音楽

フロックスのホワイトパフューム。フロックスも改良品種が多い種類です。
父の病室に小さなベッドをレンタルして寝ていますが、寝返りも打てないし、夜何度も父が起きてトイレに行くので、あまり眠れません。

小さなハンドタオルを結んでお団子にして、脊椎に添って、動かしたり、肩甲骨や骨盤の下において動かすと、体がほぐれて緊張が取れてきます。疲れすぎないようにいろいろ工夫することを覚えつつあります。

それでも、練習も満足にできないと、電話でフルートのKさんに愚痴ったら、「吹けなくても、イメージトレーニングが大事ですよ。」と励まされました。

こうはしていられない。と前から、楽譜は持ち込んでいましたが、昨夜はパソコンで、魔弾の射手の色々な人の演奏を聴きまくりました。
多勢聞きました。やっぱり名曲ですね。学生から、プロまでたくさんの人がyoutubeに投稿しています。

同じ楽譜でも、一人として同じ演奏をする人はいません。
それぞれにいいところがあります。
うまいなぁと思う演奏には共通点があります。
なめらかで、音の連携が取れていること、リズム感があること、身体と楽器、音楽との関係がいいこと。

いうのは簡単ですが、なかなか難しい。

自分が演奏した録音を聞きながら、不自然なところ、ぎこちないところの打点の取り方を見直していきます。
タンギングがあっても打点がなかったり、スラーで演奏していても打点が間にあったり、

ブレスも重要なポイントです。
タファネルの書いたブレスの位置とは、違うところでとっている人も多いことがわかりました。
ギリギリの息で吹くより、音楽的にブレスが取れることを考えた方が良さそうです。

なにせ、超絶技巧の曲です。考えることはたくさんあります。

Kさんが言ってくれたように、イメージトレーニングが大事です。
自分が吹いて練習している時よりも、たくさんの発見があったかも。
それに、音楽があってくれたから、父との時間も、集中して、意識を切り替え、意義深く過ごすことができたような気がします。今夜は、Kさんと、音楽と、父に感謝です。




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