4ヶ月ぶりに古本めぐり。
おなじみのGさん、Mさんと。
Mさんは、毎回、車を出してくれますが、地図帳をコピーして張り合わせて一枚にしたものに、蛍光ペンでルートを書いて、古本屋を一筆書きで回れるようにしてくれています。
今回はブックオフ専門。
宇治小倉店 長岡天神店 六地蔵店 大久保店 久世橋店を、はしごしました。
今回は、わたしにすれば、良く買いました。
山下和美の柳沢教授の生活の24巻。31巻。今市子の百鬼夜行抄20巻。旅人の樹など8冊。
高橋留美子の人魚シリーズの夜叉の瞳。萩尾望都のポーの一族保存版。
日野原重明の生き方哲学、アン・モロウ・リンドバークの海からの贈り物、ロバート.ウェストールの弟の戦争。
ドビュッシーのピアノ小曲集。
驚く無かれ、3人のうちで一番買わなかった。
これでも、フィンチの嘴、マイケル・サンデル白熱教室東大編、爆笑問題戦争は、見送ったんです。フィンチの嘴は今でも後悔。
一番うれしかったのは、コーンウォールの秘宝。
子どもの頃に読んだ冒険小説。2002年に復刻版がでていたのでした。
指輪物語、ナルニア国物語、ゲド戦記など、私が子どもの頃読んだ本がどんどん復刻されているのは、私と同じように子どもの頃読んで感動した人がいて、その想いを忘れずにいたということ。
ナルニア国物語の最後の方に、確か一番年長の女の子が、ナルニア国を他の子どもにはみえているけれど、もう見えない。と言う下りがあったけれど、それを読んだ時、「私は絶対に忘れない。」と自分に誓いました。
これらの物語の中の、わくわく、勇気、友情、前向きな信じる力。
しかし、実際にはどうでしょう?
ナルニア国は覚えているけれど、いろいろなこと。子どものときに感じた想い。
忘れていはいないけれど、生活に追われ、影に置いていた。
小さくして、力が無いものにして。
しかし、確かに、覚えている人がいて形にしてくれた。
そのことに今の大人の自分が勇気づいています。
本当に復刻してくれてありがとう。
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