音楽の喜び フルートとともに

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トリオ復活と踏切

2011-07-22 21:34:13 | 音楽

夾竹桃科 セイロンライティアはスリランカに自生しているそうです。ピアノのSさんの庭に咲いていましたが、最近良く見かけます。

今日午後からお久しぶり、トリオ復活。
ピアノのKさんと、フルートのKさん。私。
フルートのKさんは、トリオの後、ウクライナで国立管弦楽団と共演したり、いずみホールでワルシャワフィルのコンマスとの室内楽を演奏したりと、経験を積んで、以前にもまして、輝きを増しているような気がします。

11月のコンサートの打合せ。
Kさんのピッコロ、バスフルートを使ってミニコンサートをしようと企画しています。
私も実は、今月、アルトフルートを買いました。
Kさんにそのことを言うと、ドップラーの「リギの思い出」を持ってきてくれていました。
フルートと、ホルンもしくはチェロのために書かれた曲ですが、よくアルトフルートで演奏されます。

アルトはフルートの4度下の指使い。
チェロ譜はハ音記号になったりへ音記号になったり、パート譜を一音上に読んだり、3度下に読んだり。こういう経験はほとんどないので、大混乱。

でも、まあ何とか演奏してみると、やっぱりいい感じ。
しかし、このままではついていけないので、現譜を読むのをあきらめて、次は転調楽譜を用意することにしました。

他にも、ピッコロとフルートでシュトラウスの「ピチカートポルカ」や、バスとフルートで「古時計」など、いろいろ試してみました。

なかなか楽しいコンサートになりそうです。

企画会議も終わり、帰りに細い踏切を渡ろうとしたら、遮断機が下りてきました。立ち止まって見ると、線路の真ん中におじいさんが自転車を押したまま、ニコニコしているのです。

ピアノのKさんが遮断機を上げて「早く、早く!」と言っても、おじいさんはニコニコ笑って、急ぐ気配は無い。そのうち全部降りて・・・どうしよう?それでもおじいさんは動かない。・・・大丈夫、まだ電車は来ない。仕方ない。自転車を引っつかんで、「早く、行きましょう。」と言っても「大丈夫、大丈夫。」とおじいさんは一杯飲んで上機嫌らしい。電車の矢印は両方ともまっかっか。
「早く、早く。」仕方ないので、自転車ごと、Kさんも一緒になって、おじいさんの腰をグイグイ押して遮断機の外に出したら、すぐ電車が来ました。

おじいさんは安全なところに出ても上機嫌で、「ははは!」と笑いながら、「元気をもらったわ。」と私たち二人の手を順番に握って、手を振って行きました。
本当にびっくりしました。
この踏切は地元では有名な、よく人身事故のあるところです。
みんな無事で本当に良かった。
飲むのはいいけれど、気をつけてほしいな。


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