この前行った里山の森の奥に、
センニンソウ(仙人草Clematis terniflora DC.)キンポウゲ科センニンソウ属。
でした。
1853年から1854年のヘッツェル版『東方詩集』のジャン・アルフレッド・ジェラール・セガンによるイラスト
センニンソウ(仙人草Clematis terniflora DC.)キンポウゲ科センニンソウ属。
属名(Clematis)は「若枝」、
種小名(terniflora)は「3枚葉の」を意味します。
和名は痩果に付く綿毛を仙人の髭に見たてたことに由来します。
別名が「ウマクワズ(馬食わず)」、有毒植物で馬や牛が絶対に口にしないことを意味します。
茎や葉の汁は皮膚炎の原因となります。
仙人はなかなか西洋音楽にはでてきません。魔法使いや、魔女、魔術師ならいますが…。
セザール フランク(1822-1890年)ネーデルラント連合王国リエージュ生まれ、フランス共和国パリ没
交響詩『ジン』(Les Djinns)はピアノと管弦楽のための交響詩です。
「ジン」には「鬼神」、「魔神」、「魔人」という意味があります。
この曲はピアニストのカロリーヌ・モンティニー=レモーリーがフランクに、ピアノと管弦楽のための短い楽曲を作曲してほしいと言われたことをきっかけに書かれました。
フランクは1884年の夏季を利用して曲を仕上げたが、彼女は作品を演奏しませんでした。
初演が行われたのは1885年3月15日の国民音楽協会の演奏会で、独奏者はルイ・ディエメ(1843-1919年)
でした。
曲はスール(Serre)婦人に献呈されています。
曲はヴィクトル・ユーゴー(1802-1885年)
Étienne Carjatによるウッドベリータイプ、1876年
の『東方詩集』
の『東方詩集』
1853年から1854年のヘッツェル版『東方詩集』のジャン・アルフレッド・ジェラール・セガンによるイラスト
中の「ジンズ」
ジンの家(ヘドリー・チャーチワード)
の詩に着想を得て書かれています。
の詩に着想を得て書かれています。
「東洋詩集」41の詩の28番目の詩です。
その詩はジンの家の周りをジンの群れが通過することによって引き起こされる騒音と物語が描かれています。
ユーゴーはフランクに度々霊感を与えていて、他にも彼の最初の交響詩となった『人、山上で聞きしこと』などがあります。
ピアノパートは非常に技巧的に書かれているにもかかわらず、初演者のディエメはこれを見事に弾きこなしました。
これに感銘を受け、ピアノという楽器への興味を取り戻したフランクは『交響的変奏曲』を書き上げ、ディエメに献呈することになります。
交響詩「ジン」
台風10号の影響は京阪神は今まであまりありませんでした。土曜、日曜はどうなるでしょうか。
熱帯低気圧になったみたいですね。
このあたりは思ったより雨も振りませんでしたが…。
迷走してるみたいですね。まだまだ気をつけましょうね。