NHKの週間ブックレビューが、3月で打ち切られることになった。という記事を読んでショックです。1991年から21年続いたのに。司会の一人、児玉清さんが亡くなったのが大きいのかなぁ。
以前、妹にこの番組が好きだと言うと、「地味やなぁ。こんなん誰が見てんの?お姉ちゃんぐらいやん。」と言っていた。
けど、各界の著名人が3人。自分の好きな本を3冊ずつ紹介するコーナーは、小説や物語、ドキュメンタリー、図鑑、辞典、科学書・・・。いろいろな本が出てきてとてもダイナミック。
読んだことの無い本でも、書評しあっているのを聴いていると、三人三様、司会も含めて、5通りの読み方で、同じ本を読んでも違う影響を及ぼしているということがわかって、本当におもしろかった。評し合っているのが、本のせいなのか、それぞれの、人生や、考え方まで浮き上がってくるようで、深い。こんな番組他にはない。
それぞれの考えが明らかになって、同意はないけれど、ああ、この人はこう受け取ったんだという共感がある。
世の中の話し合いがみんなこんな風にできると、それぞれの孤立した考えの中から解き放たれるかもしれないのに。
本当に残念に思います。
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私も全く、憤慨しています。天国の児玉清さんががっかりしていらっしゃるのではと思います。
本当に残念ですね。