音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

ゲームでレッスン

2017-11-16 22:04:43 | フルートレッスン

ボジョレーヌーヴォー解禁。
いただきました。
実はアルコールほとんど飲めません。
3%の缶チューハイ半分で酔っ払います。

でも、せっかくなので、今日ばかりは飲みました。
フルーティで美味しかった!
煮物にも意外にあいました。
家飲みしかできません。
歩けなくなるから😭

幼稚園児のRさんのレッスンではゲームをしながら、ピッコロを吹いてもらっています。

丸暗記した楽典もゲームで教えています。

線の上にある音符と線の中にある音符の違いが、まだよくわかっていません。

教えた直後はできますが、時間が経って聞くと、五線の上だけを数えてドレミを置こうとします。

1ヶ月、マジック音符を五線譜にばらまいて、線の上(線の中)にあるマジック音符だけを残して、たくさん残った方が勝ちというゲームを5分ほどレッスンでしていたら、今週この問題は完全にクリアしました。


しかも「習い事いっぱいしてるけど、フルートが1番好き。だってゲームいっぱいできるもん」ですって。

嬉しいなあ!
音階も吹けるようになりました。


雨の子育てサロンと座間の事件のこと

2017-11-15 21:59:59 | 子ども

第3火曜日は、子育てサロンでした。
また雨です。
しっかり準備して臨んだ9月も雨でした。

今回は、お母さん方の子育ての不安や悩みを相談してもらおうと、子育て支援の金澤栄子さんをお招きしていたのに…。

ですが、寒い中、やはり来てくれた親子がいました。


たくさんの絵本持って来て下さいました。

「好きに触ってもらっていいんですよ〜!」と金澤さん。

「大好きな絵本は子どもたちは、何度も触ったりしてね。破ってしまったりもしますね。そうするとね、直してあげるといいんですよ。目の前でね。「絵本破れちゃったね〜。直してあげようね。」という風にね。」

「絵本っていろいろあるんだけどね。知識を与えるようなね、情報を提供するようなものもあるのだけどね、それはそれでいいんだけどね。
何も大して大人が見たらなんていうことのないものがね、子どもたちは大好きだったりしますね。」

「ダルマさんがでて来て、一個ずつ増えていって、転んだり、おならをしたり、しぼんだり。なんていうことないでしょ。
これが大好きで、ころころ転がって笑って、終わったら、また読んでって言います。」

「これは足はフイルムケースなんですが、もう無いんですよね。でもこれがいいの。何が良いってほら!」
カラコロ、良い音がしました。

「いないないばあという絵本はいろいろ出ています。これも、大好きですね」

「言葉みたいなことを話すけど、まだ言葉にならない子どもたちにはね。

言葉を教える本を与えることが多いですが、言葉にならない言葉、ムニャムニャとか、ほよーとか、表情のついた絵本がありますが、これがいいんです。脳の発達によくて、言葉につながっていくんですよ。おもしろいでしよ。」

お母さんが悩んでいることもゆっくり聞いてもらって、スタッフの私たちも癒された時間でした。

サロンの後、お弁当を一緒に食べながら、スタッフ研修もしてもらいました。

座間のような事件が起きないようにするにはどうしたらいいのか?

なぜあのようなことができたのか?
と、投げかけられました。

近所の評判などでは、さして問題がない犯人。成績も悪くない。

私が考えていたことを話しました。

問題のあるやんちゃな子どもは、周りが気にしてどんどん介入し、認知の誤りもいろいろな人が関わり教育していくので、だいぶ治されていきますが、机の前にきっちり座ってそこにいる良い子は、気づかれないで大きくなってしまいます。

孤独や孤立がそれに輪をかけます。
1人の子育て、一人遊び、誰とも会わないでも生きていける便利な生活。
引きこもっても生きていける人が60万人以上。

普通の地域のおばちゃんたちができることは、挨拶して、みんな元気?と声かける事しかない。
サロンに来るお母さんやこどもたちの
その先に寂しい人に繋がる何かがあると祈ります。



楽器の調整

2017-11-14 22:30:49 | 楽器

日曜、梅田ドルチェ楽器の調整会に行って来ました。

リペアマンのKさん
「どこか調子の悪いところありますか?」と聞いてくれたので「9月にN楽器さんに、セミナーであったので、微調整してもらったので、いつもよりちょっとマシだと思いますが、タンポまでは変えてないのでそろそろかも。」

「見てみますね」
棒ライトを管体に突っ込んで、キーを外して、
「タンポ2つ、破れてますよ。」
あらら!やっぱり。

EキーとFキー。
「変えときますねー。」
「お願いします。」

世間話をしながら、20分。
「できました!」

吹いてみると、全然違います。
高音のF#なんか、すっきり。
音程もあれこれしなくてもバッチリ👍
倍音もしっかりでます。
とってもいいです。
「昨日、本番だったけど、この笛でやり直したい〜。」
「ハハハハ〜」Kさん、半ば呆れ顔。

調整してもらった直後は、高音のF#は、右薬指でバッチリ合うのに、しばらくすると、中指でないと合わなくなります。

もっと使うと、右手EFキーをひっつかむように押さないと、音が合いません。
その辺りのキーは一本の指で2.3個キーを塞ぐので、タンポのヘタリ具合で
キーに隙間ができるので、しっかり押さえないと同時にキーを塞げないのです。

かなり無理して吹いていましたが、しばらくは軽く押さえて演奏できます。
気分いいです。

Kさんに感謝です。

生駒ミニコンサートお礼

2017-11-13 21:30:11 | コンサート

土曜日、心配した雨は上がり快晴。
生駒山もくっきり見えました。

生駒たけまるホールのミニコンサート、2時半開場のはずが、リハーサルからご来場の方がチラホラ。
開場前には席が半分ほど埋まりました。

開場してからも続々とお客様がおいでになってホールは満席。その後も来られ、受付の椅子も中に入れる始末。
立見のお客様まで来られ、消防法ギリギリの公演になりました。

スタッフの皆さんが、チラシを配ったり、お手紙でお知らせしたりして来られたことと、数年にわたり、素晴らしい演奏を続けて来られたピアノのHさんのおかげです。

1人で、メンデルスゾーン、ベートーベン、ラヴェルの水の戯れのソロを演奏して、テレマン。
すごいです。

外で聴いていたら、どれも熱演。
この重厚なプログラム、長丁場にもかかわらずお客様もしわぶきもせずきいていただいていました。

いよいよ最後のプログラムでテレマンのために舞台に上がった時には、お客様は熱い!

もう、やるしかありません。

楽しかった〜💕
人数が多いと合わせるのも大変ですが、満足感も大きいですね。

お客様、スタッフのみなさん、共演者、ブログ読んで応援して下さったみなさん、本当にありがとうございました😊




生駒たけまるホールミニコンサート

2017-11-10 21:45:03 | コンサート

先週行った福山はバラの街。

街のあちらこちらにバラの花が咲いていました。
昨日から、今度は次男が内定先の見学会でこちらに来ています。日曜には福山に帰ってしまいます。

明日は生駒駅近くの、たけまるホールで3時からミニコンサートです。
リコーダー、フルート、ファゴット、ピアノでテレマンのターフェルムジークを演奏します。

他にヴァイオリン、ピアノ、ファゴットもそれぞれ演奏されます。
ベートーベンの悲愴
ブラームスのスケルツォ
クライスラーのジプシーの女、愛の悲しみ
メンデルスゾーンのピアノトリオ
ラベルの水の戯れ

結構ガッツリ‼︎
明日は雨のようです…またまた…💦
おまけに寒くなるようです。
お客様、来てくれるかな?
多くても、少なくいらしても、心を込めて演奏させていただきます。
ぜひ、おいで下さい。




聴く

2017-11-09 22:25:28 | フルートレッスン

今日は、次男が福山から帰ってきました。
明日、内定が取れた会社の見学会が八幡であるそうです。
うちからすぐですが、梅田集合、解散だそうです。団体行動が始まっています。

大学生の時、部活でマンドリンオーケストラに所属していました。
フルートを吹くために入りました。
しかし、フルートの入っていない曲もありました。
「外で練習していてもいいですか?」
と、私が聞いた時、先輩の表情が忘れられません。
なんて言われたのかは覚えていません。
とにかく集団行動なので、そこに座っていなさいということで、今までそんなことを言ってきた後輩はいなかったのでしょう。
その顔が全てを語っていました。

言いたいことは、ありました。
1回生の下手くそ、座って聞いているより外に出て練習した方が技術レベルが上がって、演奏に貢献できるとか、こんなやり方非合理的で、非効率、時間の無駄などなど。

しかし、とにかく私は先輩の顔を見て言葉を飲み込み、そこに座っていました。
その時は納得していませんでした。全く!

そこに座っている意味がわかってきたのは、指揮者に選ばれた後。

K先生の指揮をされている時は、もう集中して振り方、出てくる音、呼吸まで一筋も漏らさずに聞いているのは、当たり前です。大体指揮者は、音を出すことはありません。どれだけ耳がいいか?それだけ。

先生は演奏会の時、舞台袖で後輩が指揮しているのをじっと聞いていらして、私が他の仕事をしようと動きかけたら、「聴いときなさい。」と言われて、一緒にいたら、
「ほら、ここや。」とか、「この音や。」とか、先生自身がすごい集中力で聴いておられ、私も引き込まれるように聴いていると、その言われる意味が、理解できるようになっていきました。

自分が指揮をしたり、指導されている時以上にそこから学んだことは多いです。

指揮する上でのことが多かったですが、フルートであっても、うまくなりたかったら、まず感動するほどの演奏を聴くこと、それからそれとの細かい違いを聴き分けられること。
そこから、始まると思うのです。



発表会の打合せ

2017-11-08 20:39:12 | コンサート

ひめつるそばの葉が紅葉していました。

今朝は朝から雨でしたが、4月にする発表会の打合せにピアノのKさん、Sさんがうちにやってきました。

お茶飲みながら、相談。
4月21日でメセナひらかたのホールを取っていますが、それだけでは演奏会は開けません。

ホール代、ピアノ代、反響板、人件費、プログラム、花代などなど予算繰りをして、参加予定者の人数で割り会費を決めます。

それから、当日から逆算して、
参加申込み用紙をいつまでに作り、もらうか?プログラムは、いつまでに作るか?校正をする時間も取っておかないといけません。

それに、フルートは伴奏者をお願いします。

後、他の人にも声を掛けるかどうか?
そうしました。

多くの人に出てもらえれば出演者の負担も、減らすことができます。

Kさん、Sさんも張り切っています。

良い発表会にしたいです。






母の仕事

2017-11-07 21:25:17 | 子ども

今日は、菅原生涯学習センターでファミリーサポートのフォローアップ講座でした。

午前中は規則や報告書の書き方を等々。午後からは金澤栄子さんの講習会でした。


子ども向けだと侮るなかれ。
下記はニュージーランドの子育て支援の絵本の中に書かれている詩です。

『今日』 (伊藤比呂美 訳)

今日、わたしはお皿を洗わなかった
ベッドはぐちゃぐちゃ
浸けといたおむつは
だんだんくさくなってきた
きのうこぼした食べかすが
床の上からわたしを見ている
窓ガラスはよごれすぎてアートみたい
雨が降るまでこのままだとおもう

人に見られたら
なんていわれるか
ひどいねえとか、だらしないとか
今日一日、何をしてたの? とか

わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた
わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた
わたしは、この子とかくれんぼした。
わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った
わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった
わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた

ほんとにいったい一日何をしていたのかな
たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと
でもこう考えれば、いいんじゃない?

今日一日、わたしは
澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために
すごく大切なことをしていたんだって

そしてもし、そっちのほうがほんとなら、
わたしはちゃーんとやったわけだ
(引用終わり)

これから先多くの仕事が、AIに取って代わります。
人が人や、生命に関わることを意識的に大切にしていかないと、人類は絶滅に向かうと感じます。
例えば、生身の演奏は録音された演奏とは違いますが、コンサートに行く人は何人いるでしょうか?
違うということもわからない人も何人もいます。それで、音楽家は何人生き残れるでしょうか?
子育てを粗末に考えるということは、そのようなことに通じると思うのです。

11日生駒たけまるホール最後の合わせ

2017-11-06 21:28:06 | コンサート

土曜日は午後から室内楽の練習でした。
11日3時から生駒たけまるホールのミニコンサート、テレマンのターフェルムジーク、最後の合わせです。

練習帰りに撮影。
渡辺橋の上から撮りました。
全国の渡辺さんは、平安時代この橋の側に住んでいた船の航行技術を持っていた技能者集団の末裔だそうです。
夫の母の実家も松山の渡邊さん。


八軒屋浜から、全国に望まれて雇われていたそうです。
平家にも源氏にも雇われ、関ヶ原の敵味方に雇われていたそうです。

秀吉によって川辺から内陸に移住させられるまで、そこに住んでいました、


今も八軒屋浜は、船で賑わっています。

今回は、ファゴットとピアノはメンデルスゾーンの練習を別場所でしているので、縦横の笛属だけで練習でした。

リコーダーとフルートだけだと、お互いの音がよく聞こえて、いいところも、わるいところもいろいろ目立ちます。

シビアに修正しました。
11日まで、後は個人練習で頑張ります!


別子銅山としまなみ海道

2017-11-03 21:27:23 | 紀行

朝起きて向かったのは、別子銅山。
江戸時代から続く銅山です。

銅山鉄道に乗って、観光坑道に行きました。

木材を組み合わせて作った長いポンプを人力で水を汲み上げ、人が何キロも銅を背負って地上に上げていた時代からの銅山の歴史がわかります。

何百人も銅を掘るために犠牲になったそうです。
往時には1万人を超える人たちが働いていたそうですが、昭和58年。
あまりにも深く掘り下げて銅を探すようになったため、地熱が上がり過ぎて、掘ることができなくなったため、閉山となったそうです。

民家とともに、水力発電所などのりっぱな施設もそれとともに打ち捨てられ、銅山遺構として残されています。

この山深い所に1万人もの人が暮らし、また去ったとは!

今でも、側の川からは銅の成分を多く含んだ青い水が流れています。

バスツアーで行くと他の遺構も見られますが、次男に会うため移動。

しまなみ海道の橋を

どんどん渡り

福山へ

次男が昨夜、尾道水道の近くで釣ったアオリイカを捌いて

ご馳走してくれました。
甘い!柔らかくて美味しかった。
顔を見て一安心。
明日、レッスンと最後の合わせ練習があるので、夫を残し私だけ新幹線さくらで帰宅します。新幹線の中で投稿中です。