ひろの映画見たまま

映画にワクワク

中国映画「運命の人」、史記「趙氏孤児」の映画化です。

2012-10-09 18:28:33 | 中国映画
おススメ度 ☆☆
     中国の歴史物好き ☆☆☆

2600年前の中国春秋時代とあっては,歴史物好きでないとなかなか。

特に前半は、物語の発端だが、多くの人が出てくるので、その人物の関係がよく呑み込めず戸惑う。

中国は、勝利したものが、敗者を虐殺することで有名だが、この映画もその悲劇だ。

范冰冰扮する美人の妃が男子を出産する。当然この子も処分の対象になるのだが、男の子の出産に立ち会った医師も男の子に恵まれていた。

この男の子の犠牲のもとに生き延びた男こそ姫の世継ぎであった。

医師は、長期計画の復讐を企てる。

しかし、そうはいかないところが人生。

壮大な歴史書を、自らの翻案で、現代に甦らせたのは「覇王別姫」や「北京ヴァイオリン」のチェンカイコー。

複雑な家庭に生まれ、父に復讐せねばならない青年の悲劇を描いている。

グォ・ヨウ、ワン・シュエチーら演技派をそろえ壮大な歴史劇を誕生させた。
コメント
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