ひろの映画見たまま

映画にワクワク

インド映画「ロボット」、インド産ロボットの大活躍!

2012-10-28 17:42:59 | 映画
おススメ度 ☆☆☆
   インド映画好き ☆☆☆☆

残念ながら、日本でのインド映画はあまり評判ではない。

しかしこの映画、37億円もつぎ込んだ大娯楽映画なのだ。

もともと、インドで映画産業は盛んだが、ほとんどの映画が、例のミュージカルというか、インドの歌とダンスの恋物語だ。

この映画も、その要素はたっぷり。

でも、この映画のすごいのは、アメリカ映画のパクリ部分が多いけれど、そのアクションシーンのド派手なこと。

まして、ロボットの氾濫なんだから、よけい面白い。

恋人の電話や訪問を無視してまで没頭するロボット科学者。

彼は自身に似せたロボットを開発していた。

その力は十分。何とか世の中に役立てようと、燃え盛る火の中から人々を助けだし、表彰間違いなしの活躍をするが、人間にある羞恥心を理解できず、風呂に入って全裸の女性を、そのまま、観衆にさらしたことで、彼女が自殺。ごうごうの非難が。

そこで、ロボットに人間の感情を教え込もうとする。

というふうに、前半は、ロボット開発物語と素晴らしいロボットの活躍がメイン。痛快な場面の連続だ。

そして中休み(すなわちダンスシーン)

一旦捨てられたロボットが、研究をねたむ科学者によって、悪の感情が植え込まれ、またまた、ロボットの大活躍、今度はロボットのクーロンが創世され、それが集団となって、列になったり行になったり、面になったり、円形になったり自由に変形しながら、警察隊を翻弄する。

まあ、お金のかかりようが半端でないから、次々とアイデアの宝庫だ。それに、ロボットが恋をするところまでいって、楽しい。

中には、ロボットの三原則など、いろんな解説シーンもあって、結構考えさせられる映画でもある。(まあこれは余興)。

何しろ3時間の大作。(日本版は140分余)

3本ぐらい映画を見たような重量感。

その間、息をつかせないから立派。

コメント
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