ひろの映画見たまま

映画にワクワク

アメリカ映画「コネクション マフィアたちの法廷」、裁判映画です。

2012-10-23 09:57:12 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆
   裁判映画好き ☆☆☆☆

シドニールーメット監督といえば、「十二人の怒れる男」を思い出すが、この映画は、同じく裁判を扱った彼の作品です。

1987-88年の21ヶ月にわたる世界最長の刑事裁判を映画化したものだ。法廷でのやり取りは、実際のセリフとほぼ同じだという念の入れよう。

ニュージャージーで悪名高いルッケーゼ・ファミリー、すなわちイタリアンマフィアが舞台だ。

中で異色なのは、逮捕された一員であるジャッキーが自ら弁護士を務めていることだ。もちろん裁判は、20名のマフィアが被告だから、ほかにも弁護士がいるが、このジャッキーのユーモアを交えた堂々たる弁論と、マフィアたちを巧みに誘導する迫力にある。(これを演じるヴィン・ディーゼルの演技が素晴らしい)

当然彼は、刑務所からの出廷。したがって、刑務所の様子も丁寧に描かれる。

冒頭、彼が、従弟に拳銃で撃たれ、かろうじて死を免れるというショッキングな事件で始まる。だが、麻薬中毒の従弟をかばい犯人を特定しない。

一方、彼と一緒に弁護する弁護士は、小人俳優が演じ、巧みなタッグマッチを見せる。

ラストは、あっけない終わり方をするが、実話だから、これもありなのかな?

コメント
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