ひろの映画見たまま

映画にワクワク

イギリス映画「Shame シェイム」、性描写は過激ですが、愛の物語です。

2012-10-21 18:03:34 | イギリス映画
おススメ度 ☆☆☆
     芸術的な映画好き ☆☆☆☆

性描写が過激だけに、あんまりお勧めできないが、心理映画としてかなりの出来です。

冒頭、若い男が素っ裸でうろうろするのだから、ちょっとドキドキしますが、まあ、適当に処理されているので、それほど不快ではありません。

前半は、会社では優秀な社員、眺めのいい高級高層マンションでの独身生活。

そして、セックス依存症らしく、自ら、いきずり、商売女とセックスし、おまけにポルノ雑誌、映像、写真とセックスライフを楽しんでいる。

そんな、彼を頼って、妹が突然やってくる。そこから、妹がいることで、生活だけでなく、精神面までかき乱される。

優雅な生活であるはずの独身ライフ。それは、本当の心の隙間はささくれていた。

実体としてのセックスライフは、それをいやしてはくれない、そして、恋をしたり、見知らぬ女性を追いかけたり、果ては、売春宿、男とのセックス、ナンパ、それで、心が埋まるわけはない。

そしてラスト近く(ネタバレ)






























妹のリストカットで、自らの立ち位置を改めて自覚する。そのあとはどうなるのか、そこは、観客に任されている。
コメント
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