ひろの映画見たまま

映画にワクワク

日本映画「鍵泥棒のメソッド」、これ胸キュン物語です

2012-10-16 19:41:54 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆☆

冒頭、広末涼子扮する、雑誌の編集長が結婚宣言をします。年増の行き遅れですが、なぜか、婚活も辞せず、恋愛の時間も組み込んだスケジュールを立て、編集部員の力を借りるのでした。

そして、タイトルシーンへ。

この映画の主人公は二人、その二人が、銭湯で入れ替わるという奇想天外な物語。でもそれが、そんなに異質に感じられないところが内田演出の妙なのか。

一人は、金もなく人生をはかなんで自殺しようとして失敗。銭湯のただ券を見つけて、銭湯へ。

一方の男は、殺し屋、べっとりと血の付いた腕、車は渋滞で動けなくなった、で、銭湯へ。

後から入ってきた殺し屋は、石鹸に滑って転んで頭を打ち気を失う。

悲観男は、銭湯のロッカーの鍵を入れ替えてしまう。

そうして、二人が入れ替わる喜劇なのだが、

この映画のテーマは胸キュンなのだ。

実に軽妙な物語の展開。二人の男性と雑誌の編集長が舞台回しをするが、物語は、ほぼ時間軸に沿って進む。ただ、それぞれの主人公の場面が切り替わって、物語のテンポがよい。

それぞれのセリフもかなり風刺が効いていて、くすくす笑いだ。

そして、ラストの胸キュン。

さらにエンドロールが残っていた。

お見事!

コメント
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