ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「きっと、星のせいじゃない。」、不治の病の二人の恋物語

2015-09-04 19:07:00 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

恋物語好き ☆☆☆☆

16歳の少女ヘイゼルは、甲状腺ガンが肺に転移して酸素ボンベを手放せない。

ガン患者の集会で、片脚を切断して骨肉腫を克服した青年ガスと出会う。

お互い自らの境遇を考えて、距離を置こうとするが、愛読書交換から、

作家のピーター・ヴァン・ホーテンに小説の続きを聞こうと動き出し、会ってもらえることに。

ヘイゼルは、病をおしてアムステルダムへ出かけます。

そのちょっとした勇気から、二人は距離を縮め、愛をはぐくみます。

しかし突然、ガスの病状が悪化、帰らぬ人に。

哀しい物語だが、二人ががぜん前向きなのと、

そこここにちりばめられたセリフに勇気づけられます。

二人とも不治の病なのに。ふっくらし過ぎとの揶揄もありますが、そこはこの映画の本筋ではありません。

あくまで、短い人生でも、精一杯生きられるのだというメッセージだからです。

女性がずっと、酸素吸入装置をはめているのが気にかかりますが、そこはこらえてください。

ピュアな青春物語に堪能してください。

ヘイゼルをシャイリーン・ウッドリーが、ガスをアンセル・エルゴートが好演しています。

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