おススメ度 ☆☆☆
産休の臨時教師にやってきた女教師。
合唱団の指導をするが、なぜかピアノが弾けない。
そして生徒たちにそっけない。
この教師を新垣結衣が演じるが、後半までブスッとした感じでそっけない。
心に病をもつという事だが、こんな愛想のない先生ってありなのかと、それが気になって物語に溶け込めませんでした。
家庭環境というか、そのために心に病を持つ子供と、この女教師の再生物語なのだが。
ただ、アンジェラ・アキの音楽が主テーマとなっており、多感な中学生たちの音楽を通しての結びつきをテーマにしており、女子のみの合唱部に男子を入れて仲良くやっていく、そんな青春が描かれているので、ハートウォーミングな出来となっている。
両親の不幸を一人背負って生きる女生徒と、発達障害の兄を持ち、その面倒を見るのを使命と考える男子生徒。
15年後の自分へという作文を通して、その苦悩を明らかにする手法は、原作である中田永一の小説に負う。
二十四の瞳や、大林の監督の青春ものになぞらえる向きもあるが、この映画はちょっと大枚。
132分は内容からして長すぎ。もう少し引き締まった展開であってほしかった。
それでも、何回も泣いたという人がいるから、溶け込めればよかったのかも。
産休の臨時教師にやってきた女教師。
合唱団の指導をするが、なぜかピアノが弾けない。
そして生徒たちにそっけない。
この教師を新垣結衣が演じるが、後半までブスッとした感じでそっけない。
心に病をもつという事だが、こんな愛想のない先生ってありなのかと、それが気になって物語に溶け込めませんでした。
家庭環境というか、そのために心に病を持つ子供と、この女教師の再生物語なのだが。
ただ、アンジェラ・アキの音楽が主テーマとなっており、多感な中学生たちの音楽を通しての結びつきをテーマにしており、女子のみの合唱部に男子を入れて仲良くやっていく、そんな青春が描かれているので、ハートウォーミングな出来となっている。
両親の不幸を一人背負って生きる女生徒と、発達障害の兄を持ち、その面倒を見るのを使命と考える男子生徒。
15年後の自分へという作文を通して、その苦悩を明らかにする手法は、原作である中田永一の小説に負う。
二十四の瞳や、大林の監督の青春ものになぞらえる向きもあるが、この映画はちょっと大枚。
132分は内容からして長すぎ。もう少し引き締まった展開であってほしかった。
それでも、何回も泣いたという人がいるから、溶け込めればよかったのかも。