おススメ度 ☆☆
カフカ好き、前衛映画好き ☆☆☆☆
2009年一部劇場公開
ツタヤ旧作50円、でレンタル。
2002年製作、ロシア映画。
カフカの「変身」は、学校の教科書にも載るぐらい有名ですが、当方未読。
カフカの小説にほぼ忠実に映画化しているというから、カフカの「変身」に興味ある方にはいいかもしれません。
ただ、人間が突然虫になるという、現実にはありえない物語が、フィクションでなく、現実として描かれるところに違和感を感じたら、それはこの映画を理解していない証拠。
それにしてもカフカの虫は、どうだったのかは知りませんが、普通のサラリーマンが、姿かたちはそのままで、手足や格好が虫になるというこの映画。俳優の演技力によるところ多大です。
ロシア映画らしい演劇的な作法は、この映画の中身にマッチして、ちょっと滑稽なそれでいて、不条理な側面を持っています。
かなり映像的な場面も登場、映画を締めています。
結局、虫になったことで、家族の自立を促し、自らは滅びる節理が悲しい。
カフカ好き、前衛映画好き ☆☆☆☆
2009年一部劇場公開
ツタヤ旧作50円、でレンタル。
2002年製作、ロシア映画。
カフカの「変身」は、学校の教科書にも載るぐらい有名ですが、当方未読。
カフカの小説にほぼ忠実に映画化しているというから、カフカの「変身」に興味ある方にはいいかもしれません。
ただ、人間が突然虫になるという、現実にはありえない物語が、フィクションでなく、現実として描かれるところに違和感を感じたら、それはこの映画を理解していない証拠。
それにしてもカフカの虫は、どうだったのかは知りませんが、普通のサラリーマンが、姿かたちはそのままで、手足や格好が虫になるというこの映画。俳優の演技力によるところ多大です。
ロシア映画らしい演劇的な作法は、この映画の中身にマッチして、ちょっと滑稽なそれでいて、不条理な側面を持っています。
かなり映像的な場面も登場、映画を締めています。
結局、虫になったことで、家族の自立を促し、自らは滅びる節理が悲しい。