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「ディーン、君がいた瞬間(とき)」ジェームズ・ディーンと写真家の旅

2015-12-27 18:51:35 | ヨーロッパ映画
おススメ度 ☆☆

ジェームスディーン好き ☆☆☆

カナダ・ドイツ・オーストラリア合作  PG12

ジェームズ・ディーンは、いくつかの端役をこなしたのち、エリア・カザン監督の「エデンの東」で一躍有名になり、続いて「理由なき反抗」で、その地位を確固たるものにした。

その後、「ジャイアンツ」で、準主役。その撮影終了後1週間。突然の自動車事故で帰らぬ人となった。当時24歳。

2年間の目まぐるしい出来事だった。

これだけ有名な人だが、2年間のあだ花では、回顧録を作りようがない。

今年は、ディーン没後60年。

そんなディーンを、この映画のスタッフたちは、写真家の視点で映画化できると確信。

ディーンと、彼を撮影したマグナム・フォトの写真家ストックとのコラボをテーマに取りあげた。

ディーンを演じるのは、神を演じるようなものだが、デイン・デハーンが、体重を増やして挑戦。ストックには、ロバート・パティンソン。

ストックの撮った写真はLIFE誌を飾り、今でも有名。

その写真を再現するかのようなシーンが多い。又、ラストをも飾っている。

演技に行き詰ったディーンとともに、ディーンの故郷へ同道し素晴らしい写真を撮っている。

監督の言うように、雰囲気を感じる映画だから、なじみのない人には、いささか退屈な映画かもしれない。

だが、ディーンのファンには応えられない映画だ。
コメント (2)
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