ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ジョーのあした 辰吉丈一郎との20年」、ボクサーの半生

2016-08-07 16:29:17 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆

ボクシング好き ☆☆☆★

46歳、まだ現役ボクサーである辰吉丈一郎のドキュメンタリー。

ただ、ほとんどが、時々に語り続けるインタビューで構成されているので、ボクシングシーンを期待する向きには当て外れ。

「どついたるねん」で監督デビューした坂本順治が、監督。

95年製作の「BOXER JOE」で辰吉のドキュメンタリー作品を手がけた事から、節目節目でインタビューを試み本作となる。

本来は、引退を期に映画にする予定だったが、やめる見込みがないので、次男・辰吉寿以輝がプロテストに合格した14年11月、44歳の時までの20年間をまとめた。

朴訥に語りながら、父のこと、家族のことを含めボクシングへの愛を語る。

早くしてチャンピオンになりながら、網膜剥離で、日本での試合ができなくなり、海外での試合が多く、最近では試合すらない。

でも日常練習を続けるストイックさが見るものを引き付ける。

ナレーションを豊川悦司が担当。




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「アルビノ」、禁断の映像、レズビアンの悲劇!

2016-08-07 09:15:00 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆

禁断の愛好き ☆☆☆★

壇蜜の「私の奴隷になりなさい」の監督亀井亨の新作。

今回は、性同一性障害(レズビアン)。

配管工の女屋島。

男とも付き合うがなにか満足できない。

そんな彼女が出会った、仕事先の若い女九。

二人は、ひかれあっていき、禁断の関係に。

屋島を「赤い玉」の不二子、九を新人真上さつきが体当たり演技。

九の父親による近親相姦。不二子の仕事先の先輩による強姦などきついシーンが展開され、やがて悲劇へ。

レズに目覚めた二人の壮絶な愛と暴力。

やるせない中に、光が見えるラストは秀逸。

性の問題を正面から取り上げた快作。
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