おすすめ度 ☆☆☆★
PG12 ちょっとグロイシーンがあります。
ワンヒロイン、ワンシチュエーションのなかなかよくできた恐怖映画だ。
昔から、海では鮫がその怪物を背負っている。
スタイルの良い美人のナンシー(ブレイク・ライブリー)。
そして、メキシコのプライベートビーチっぽい海浜。
英語しか話せない、ちょっと異国的。
前半は、もっぱらサーフィンのシーンだが、おまけながらなかなかよくできたサーフシーンだ。
誰もいなくなった海で、突然サメに襲われ足に負傷する。
出血多量で、やっと、近くにいたクジラの死体にたどり着く。
医学生の特技を生かし、身の回りのもので応急手当。
そして浮かび上がった島に到着。
一方で、サーファーたちがサメに襲われるシーンが。
そこから鮫との一騎打ち。といっても心理作戦。
鮫の周回時間を計り、近くのブイへ移動。
そこで発煙筒をたいたり必死の抵抗を試みる。
クラゲが出てきて、刺されたり、小道具は次々と。
唯一の慰めは、怪我をしたカモメ。
鮫の描き方が実にうまい。途中突然現れた鮫は、ほとんど姿を見せず、打ち上げられた死体がそのすごさを物語っている。
そして、ブイでの死闘では、ブイを巧みに利用したお互いの攻撃にハラハラ。
まあ、最後はちょっとあっけないが。