ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「九州旅行」、まず博多へ

2016-08-27 19:21:00 | 日記
暑い日が続く中、今年も夏休み旅行に出かけた。

地震の被害を受けて、弱っている九州を励ますために。

とりあえず、新幹線に飛び乗って一路九州へ。

博多到着。

福岡なのに、なぜ博多なのか。

まず、この疑問に、案内所の女性が教えてくれた。

博多は、福岡県福岡市博多区なのだ。

で、博多の名前が通っているので、あえて、区の名前を表に出しているのだという。

博多駅の玄関口は立派。

そしてホテルへ。

天神がホテルの近くなのでまず天神へ

天神の由来をタクシーの運転手に聞くも、答えはない。

水鏡天満宮があるので、つけられた名前らしい。

タクシーの運転手は、「渡辺通り」だという、渡辺さんはこの辺を開拓したらしい。で、地元では渡辺のほうが有名。

昼食は、鯛めし。


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「花のように あるがままに」、「在日」コリアン舞踏家・ 裵梨花

2016-08-27 18:08:42 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆

朝鮮、在日、日朝関係について、興味のある方はぜひ見て下さい。

在日二世裵梨花(ペ・イファ)さん、コリアン舞踏家。

その日常を活写するとともに、彼女の父裵学奉(ペ・ハッポン)さんの数奇な人生をたどる。

そこには、日本と朝鮮の面々と続く、深い歴史がある。

この映画は、淡々と描いているのと、梨花さんの明るいバイタリティが、見るものを決して暗くさせないが、語っていることは、根が深い。

ナビゲーター役の岡本美沙さん、作曲家でもあり、音楽パートを務め、これがまた心に届く。

日本の朝鮮侵略に始まって、併合、同化と、朝鮮を踏みにじってきた歴史がある。

特に、第二次大戦時、日本の軍隊に駆り出された者もいたが、むしろ労働力としてこき使った面がある。

ハッポンさんは、この労働者として、朝鮮から日本へ連れてこられ、脱走するほどのひどい扱いを受けていた。

脱走してからも転々と、持ち場を変わり、最後は岐阜県各務ヶ原で、飛行機の避難壕を作っていた。今、そこに父母の墓がある。

治安維持法で、葬られた朝鮮の若き文士たちの歌が流れる。

朝鮮人の言論の抑圧、それが、日本がした朝鮮への行為だ。

一方で、梨花さんの日常の活動が描かれる。

歌や踊りの特技を生かした活動と、人権問題への取り組みだ。

いまだに、受ける偏見による差別。

梨花さんの子供たちは、立派に育っているが、みんな芸能活動をしている。

彼らもそれなりの差別を受けてきた。

ヘイトスピーチなど、差別撤廃とは逆方向へ動き出している今日、この映画を見て考えてほしいと思う。





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