おすすめ度 ☆☆☆
PG12 149分の大作だ。かなり、グロテスクなシーンがある。
清水玲子の同名ミステリーコミックを映画化。
「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督作品。
2060年の近未来。犯罪捜査に「死者の記憶を映像化」という手法を導入。それを担当する「第九」。
一家惨殺の犯人の死刑が行われたのち、「第九」の捜査が始まる。
この捜査、犯人の脳を切開し、それを受ける人、の二人に数多くの細い線がつながれ、一見かなり物々しい。
映像には、娘絹子が惨殺する様子が浮かび上がる。
一方、新興宗教の教祖による集団自殺事件が発生。その男の記憶ものぞかれる。
ただ、この「第九」の中にも、あまりの過酷な映像による捜査で頭がおかしくなり死ぬものも出てくる。
そんな、死者の記憶を使った捜査がテーマの映画だ。
だが、全体を覆うグロテスクな事件と、息詰まる心理戦が主体の映画であるのと、話が広がりすぎてわかりづらい面があって、大作の割には感動は少ない。
「第九」を率いる室長にも心の悩みがあり、話の深みに寄与すればいいのだが、ちょっと空回り。
生田斗真、岡田将生、吉川晃司、松坂桃季、栗山千明ら若手と新人織田梨紗、ほか脇役陣もベテランが出ており、配役陣は豪華。
斬新な作りに意欲は買うのだが。
PG12 149分の大作だ。かなり、グロテスクなシーンがある。
清水玲子の同名ミステリーコミックを映画化。
「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督作品。
2060年の近未来。犯罪捜査に「死者の記憶を映像化」という手法を導入。それを担当する「第九」。
一家惨殺の犯人の死刑が行われたのち、「第九」の捜査が始まる。
この捜査、犯人の脳を切開し、それを受ける人、の二人に数多くの細い線がつながれ、一見かなり物々しい。
映像には、娘絹子が惨殺する様子が浮かび上がる。
一方、新興宗教の教祖による集団自殺事件が発生。その男の記憶ものぞかれる。
ただ、この「第九」の中にも、あまりの過酷な映像による捜査で頭がおかしくなり死ぬものも出てくる。
そんな、死者の記憶を使った捜査がテーマの映画だ。
だが、全体を覆うグロテスクな事件と、息詰まる心理戦が主体の映画であるのと、話が広がりすぎてわかりづらい面があって、大作の割には感動は少ない。
「第九」を率いる室長にも心の悩みがあり、話の深みに寄与すればいいのだが、ちょっと空回り。
生田斗真、岡田将生、吉川晃司、松坂桃季、栗山千明ら若手と新人織田梨紗、ほか脇役陣もベテランが出ており、配役陣は豪華。
斬新な作りに意欲は買うのだが。