おすすめ度 ☆☆☆
ドキュメンタリー好き ☆☆☆★
2014年韓国で公開、最初は小さい規模で公開したが、大ヒット。10人に1人が見たという。
また各国の映画祭で、観客賞など受賞。
美しい小さな村。川のほとりで暮らす結婚76年目の98歳のチョ・ビョンマンと89歳のカン・ゲヨル夫婦。
二人は、韓国で話題になり、TV取材やドキュメントも作られていた。
この二人に興味を持ったチン・モヨン監督、15か月、二人を撮り続けた。
お陰で四季折々の景色と、二人の子供っぽい愛の表現が映像になり、
結局、夫は亡くなるのだが、それまでの経緯が丹念に描かれる。
犬がもう一つのモチーフで、犬の死と出産が、人間の生き死にとオーバーラップして、輪廻を感じさせる。
夫婦は常に韓国服を着て、またそれが美しく、時々の行事に出かけるさまが心地よい。
日本占領下、朝鮮戦争など、苦難があったろうと推測されるが、その辺は語りでさらりと描き、子供たちが夫婦をめぐって、争うのは、現代っぽい。
この映画のポスターを、パルコの広告などを手掛ける奥原しんこさんが担当、綺麗な絵に仕上がっている。
死に至る部分も逃げずに撮影しているのが良い。
ドキュメンタリー好き ☆☆☆★
2014年韓国で公開、最初は小さい規模で公開したが、大ヒット。10人に1人が見たという。
また各国の映画祭で、観客賞など受賞。
美しい小さな村。川のほとりで暮らす結婚76年目の98歳のチョ・ビョンマンと89歳のカン・ゲヨル夫婦。
二人は、韓国で話題になり、TV取材やドキュメントも作られていた。
この二人に興味を持ったチン・モヨン監督、15か月、二人を撮り続けた。
お陰で四季折々の景色と、二人の子供っぽい愛の表現が映像になり、
結局、夫は亡くなるのだが、それまでの経緯が丹念に描かれる。
犬がもう一つのモチーフで、犬の死と出産が、人間の生き死にとオーバーラップして、輪廻を感じさせる。
夫婦は常に韓国服を着て、またそれが美しく、時々の行事に出かけるさまが心地よい。
日本占領下、朝鮮戦争など、苦難があったろうと推測されるが、その辺は語りでさらりと描き、子供たちが夫婦をめぐって、争うのは、現代っぽい。
この映画のポスターを、パルコの広告などを手掛ける奥原しんこさんが担当、綺麗な絵に仕上がっている。
死に至る部分も逃げずに撮影しているのが良い。