ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「静かなる叫び」、モントリオール理工科大学で実際に起きた銃乱射事件を描いた映画。

2017-10-17 18:38:46 | カナダ映画

おすすめ度 ☆☆

心理ドラマ好き ☆☆☆

カナダ・アカデミー賞(ジニー賞)で歴代最多9部門受賞。
『メッセージ』『ブレードランナー2049(10月27日公開)』でいま最も注目される監督ドゥニ・ヴィルヌーヴの原点とも言える渾身の一作。(2009年作品)

1989年12月6日、モントリオール理工科大学で起きた銃乱射事件。女性ばかりを狙い、14名が死亡。犯人も自殺。

この事件をモチーフに、白黒で描いたフィクション。

犯人、被害者で生き残った女性、その女性の彼氏。

3人の視点で、この事件をとらえる。

時系列や、人物が入り混じって描写されるので、戸惑う。

ただ、白黒の雪景色と、殺害現場の血の色が黒く、なにか美しい映像だ。

それぞれの人物像に深入りすることなく、表情と、時々のエピソードで進行する。

被害者の女性が妊娠していたことで、フェミニズムをめぐっての当事件の意義が深まる。

語りが少ないだけに、読み解くすべを持つ人には、感動の作品のようだ。

ただ、表面的に見れば、銃乱射殺人事件そのものだ。

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「リベンジ・リスト」、元特殊部隊工作員、妻が殺され、復讐に立ち上がる!

2017-10-17 13:32:45 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

アクション映画好き ☆☆☆

PG12 殺人映画ですから。

めっちゃ強い男の復讐劇。ジョン・トラボルタが主演で頑張っている。

一度ぼこぼこに撃たれて、生き返るのだからすごい。

おまけに、相棒もめちゃ強くて、あわやの時に間に合う都合のよさ。

妻の死という、それも自らの目前で殺されるという悲劇の主人公。

だが、復讐の過程で幾人もの人を殺すのだから、ちょっとやりすぎ。

話は、オハイオ州の知事の汚職と環境破壊へと広がりを見せるが、無理筋でショボい。

ま、アクションだけを楽しむのもいいが。


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