おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
名作SF映画「猿の惑星」をリブートした「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」「猿の惑星:新世紀(ライジング)」に続くシリーズ第3弾。
高度な知能を得た猿と人類が全面戦争に突入してから2年。
猿たちを率いるシーザーは森の奥深くの砦に身を潜めていたが、ある晩、人間たちの奇襲を受けて妻と長男の命を奪われてしまう。
人間化した猿は、復讐という気持ちを抱き、妻たちを殺した人間への攻撃に出かける。ただ、二人の部下を連れて。
途中誤って人を殺し、その子を連れていくことに。その子は口がきけなかった。
動物園から逃げ出したチンパンジーも加わり、総勢5人。
だが、シーザーは囚われの身となり、ほかに囚われた囚人の中へ。
そこから脱走を企てる。
もうこうなると、まったく人間だ。
壮大なドラマになっている。
地下道からの脱出や、大雪崩など見せ場は十分。
愚かな人間の行動も。
進化した猿と、病に犯される人類。やがて、サルの時代になるのだろうか。
ウッディ・ハレルソン、憎い人間を演じて好演。