おすすめ度 ☆☆☆
韓国ドラマ好き、特に韓国人 ☆☆☆☆
朝鮮に反感を持っている人は、見ない方がよい。見れば気分を害するだけ。
こんな悲劇のプリンセスがいたとは、あらためて、韓国歴史を垣間見る。
日韓併合の大波乱時の韓国の王朝。子供時代は、プリンセスとして優雅な生活を送っていたようだが、日本人学校に通い、日本人として育てられてきた。翁主とは、王(皇帝)の側室所生の王女(皇女)の称号。
若くして日本に留学、政略とはいえ、旧対馬藩主の元に嫁いでいる。
これらの事実は踏襲しながら、第二次世界大戦下、日本に暮らす王朝の人たちを上海に亡命させ、再起を図ろうとしたというフィクションを描いている。
幼馴染の将校が、翁主を守りながら、逃亡する、悲劇。
韓国人でありながら、日本側として、彼らを追い続ける悪徳将校を登場させ、物語りを面白くしている。
ほとんどが、日本での出来事のため、大量の日本人が出てくるが、メインとなるのは韓国人のため、韓国語シーンが多い。
日本語を話せる役者や、日本人も出ていて、、韓国なまりは多々あるが、そこそこの出来。
それにしても、波乱万丈、プリンセスの一生は、確かにドラマだ。
主演のソン・イエジン渾身の演技は涙を誘う。
恋愛ドラマが得意なホ。ジノ監督も、泣き所を抑えている。
韓国では、大ヒットだったらしい。