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「ハーフネルソン」、ライアン・ゴズリングが中学で歴史を教える先生に扮しますが、この男、麻薬中毒!

2017-11-11 17:10:40 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

ライアンゴズリング好き ☆☆☆

2006年度作品。

アカデミー賞主演男優賞にノミネイトされるなど評判の作品。

「彩プロ30周年記念特集上映」で上映され、DVD化される運びとなった。

「ラ・ラ・ランド」がアカデミー賞で有名になり、これにあやかったのかも。

でも、この映画のゴズリングが演じる中学校教師ダンがなんとも悩ましい。

歴史の教師なのに、「相対するもの」を考えさせたり、なかなか癖のある教師。

バスケットの部活も担当しており、熱血。

だが、麻薬中毒患者。孤独をいさめるために走っているのだ。

彼がトイレでラリっているときに、たまたまぶつかった女生徒ドレイ。

彼女に介抱され、急激に近づいていく。

ドレイは、兄がヤクの売人で刑務所に入っており、その友人が何かと世話を焼きたがる。

そんな、関係を描いていくうちに、ダンは立ち直っていくのかと思えば、それほど、明確なラストではない。

ただ、薬中でふてくされていた彼が、最後はすきっとしていたので、良い方向に行くのでは?

地味な映画だけに、日本での公開が難しかったのでは。

ハーフネルソンはプロレスの業だが、なんともそんな感じの映画だ。

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