おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)
SF映画好き ☆☆☆★
PG12
リドリー・スコット監督がフィリップ・K・ディックの小説をもとに生み出した1982年公開の傑作SF「ブレードランナー」の続編。
2049年のカリフォルニアを舞台に、ブレードランナーのKの活躍を描いている。
163分の長編。
しかも、ブレードランナーというレプリカント(人造人間)の捜査官というSFチックな展開で、興味のない人には面白くない話。
ただ、監督は、「メッセージ」「ボーダーライン」などで注目を集めるカナダ出身の俊英ドゥニ・ビルヌーブ。
その独特のSF画面の構築は、注目に値する。
今回は、自分のルーツを追い求め、それが、父母の愛であり、父娘の愛であり、自己犠牲であるところに、感動を呼ぶ。
レプリカントでありながら、人間と同じ感情が。
当然アクションや、エロチックなシーンも用意され、新しい「ブレードランナー」を生み出している。
Kにライアンゴズリング、彼が追い求める前作の主人公に、続いてハリソンフォードが演じている。