おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)
終活映画なので、年配が多い。
万引き家族といい、年代にあった映画は好まれるものだ。
まあ、自らの経験と照らし合わせるのも一興か。
脚本家・内館牧子による同名小説の映画化。監督がホラー映画の中田秀夫だが無難にまとめている。
終わった人と言っても、東大卒の大手銀行から子会社に出向。だがまあ、エリートのばりばり、まあ、そんな人が終わった人なんてあり得ないので、まさにフィクション。
それを、イケメンの舘ひろしが演じるものだから、ますます現実と乖離。
ただ、まあ、あるある話の連続なので、見ている分には面白い。
妻との関係も、ぎくしゃく感が否めず、卒婚なる話もうべなるかな。
おまけに、ジムで知り合ったやり手社長の会社の顧問に。そこまではいいが社長が死んで、取引先に逃げられるは。会社の借金を肩代わり。たくわえがあったとしても大変。
あくまで、作り話ですから。
本当に、終わった人ではありません。妻に黒木瞳。