おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)
2003年、イラク戦争時。ベトナム戦争に参戦した3人。
30年後に再会。邦題の同窓会は、学校のとつい思ってしまうのでミスリード。
妻と子を亡くしたドクが、バーを営むサルと、牧師になったミューラーのもとを訪れ、イラク戦争で亡くなった息子を弔いたいと同行を求める。
そうして始まった、3人のロードムービー。
暑苦しい中年男三人、下ネタもふんだんに。
息子の死が、英雄としての死ではないが、国は、英雄として祀ろうとする。それに反発した父が、故郷の墓に持ち帰るというエピソードが後半の主題。
闇に戦争批判だが、むしろ3人の友情物語として描いている。
リチャード・リンクレイターだけに味のある演出を見せてくれる。