ひろの映画見たまま

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「いぬやしき」、木梨憲武、佐藤健のSFアクション!

2018-11-11 17:35:50 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

SFアクション好き ☆☆☆★

奥浩哉による人気コミックで、テレビアニメ化もされた「いぬやしき」の映画化。

題名だけ見て、ホラー映画かと勘違いしたが、SFアクションだ。

木梨だけがクローズアップされているが、佐藤健とダブル主演だ。

ある時、公園で二人の人間が摩訶不思議な事故に巻き込まれ、体内が兵器部品の機械と化し、特殊能力が身についていた。

「助けて」という声が聞こえて駆けつけると、自分に治癒能力があるのを発見する犬屋敷(木梨)。
一方、獅子神(佐藤)は指先で狙いを付けるといとも容易く殺傷出来るのであった。

前半、年老いた犬屋敷のダメダメぶりが、たっぷりと描かれる。会社では怒られてばかり、家庭では、無視と叱責。落ちこぼれサラリーマンの典型。おまけに末期がん。悲劇のトリプルだ。

そんな、犬屋敷を木梨が、ふけメークで好演。それが後半のアクションで生きてくる。

人を殺しまくる獅子神、それを阻止しようとする犬屋敷。

新宿ビル街を縦横無尽に駆け抜けるさまは、スパイダーマン顔負けのアクションだ。

獅子神を、悪魔たらしく描いていないのがいい。ただ、指でピストルを作りパン。それだけで相手が死ぬのだから。

題名やポスターからくるイメージとは違う、スーパーアクション映画だ。

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