おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
実は、小生、この映画アメリカ中間選挙前に見た、今これを紹介するのは、ちょっと遅きに失するのだが、ごめんください。
題名の119は、トランプが勝利宣言をした2016年11月9日に由来する。
マイケルムーアは、反トランプだ、この映画を見たら皆民主党に投票するだろうと豪語するが、結論は引き分けだった。
というのも、この映画、オバマをはじめとする民主党の大統領たちをも批判しているからだ。
ただ、この映画が面白いのは、そのアジテイトぶりだ。彼の語りを聞けばそうなのかなと納得してしまう怖さ。
後半には、トランプをヒットラーに見立て、世界の終焉をすら予言する。
ただ、一方で、民衆の立ち上がりを描いて、決してそうはならないとも主張する。
中間選挙は終わったが、マイケルムーアのプロパガンダにも、耳を傾けてはいかがだろうか。