おすすめ度 ☆☆ (劇場鑑賞)
心霊ホラー好き ☆☆☆
「呪怨」シリーズなどで知られるホラー映画の名手・清水崇監督が、福岡県に実在する心霊スポットを舞台に描くホラー。
犬鳴トンネルは実際に存在し(福岡県の旧犬鳴トンネル)、心霊スポットとして都市伝説になっている。
映画は、この都市伝説にヒントを得て、臨床心理士の森田奏(三吉彩花)の周りで起こる不思議な現象を描いている。
奏の兄・悠真は恋人の明菜と共に、犬鳴トンネルに向かい、不思議な現象に出会う。
後半は、この地がダム造成のため、湖に沈んだとのこと。
そこに思いをいたし、犬とかかわりのある一族を作りだしている。
血筋に思い致すことで、現実を避けている。
電話ボックスのトリック。
ただ、前半は確かに怖いが、後半は因縁話めいて怖さは半減。
コロナウイルスで、暇している人には、時間つぶしにはよいかも。