おすすめ度 ☆☆☆
イタリア映画を見ていない方 ☆☆☆★
ほぼイタリア映画を踏襲しているので、二度見はつらい。
とくに全編会話劇なので、動きは少ない。
韓国独特のコメディタッチがなんとも。
月食の夜、幼馴染の4人の中年男性(一人は独身)の仲間の新居披露晩餐会に集まった妻3人の7人が、お互いの携帯電話の会話を公表するゲームを始める…という密室葛藤サスペンスで、次々と掛かってくる予想外の電話内容が集まった人々の秘密と本性を露わにしてゆく脚本の見事さに唸らされる作品であります。
弁護士が、付き合っている女性から、決まった時間に画像を送ってくるのがばれるのがいやで、独身男と携帯を交換したことから、それぞれの秘密が明らかになる。
脛持つ夫婦にとっては、ひやひやもののサスペンスだ。
元ネタがしっかりしているので、映画自体は面白い。
恐るべき携帯電話。