おすすめ度 ☆☆★ 犯罪肯定映画に甘い点はない
アルゼンチン・スペイン合作
R15
その風貌から「死の天使」と称されたアルゼンチン人の連続殺人鬼:カルロス・ロブレド・プッチ(1952-)の実話を映画化したシリアルキラー物で、1971年のアルゼンチンを舞台に、生まれながらの犯罪者であると自負する主人公:カルリートスが、学校で出逢い意気投合した友人:ラモンと共に、宝石店等を狙った窃盗や殺人を繰り返していく様子を、70年代を再現したファッションや小物、インテリアで彩った色彩豊かな映像の中に描いています。
なぜ犯罪を犯すのか、エクスタシーか?
いとも簡単に、他人の家に上がりこみ、宝石などを盗み、バイクを乗り逃げ。
ただ、犯罪一家の友人が見つかったことで、いささか様子が変わってくる。
そして容赦ない殺人。
警察に捕まって当然。
だが、その時も、軽妙なダンスに興じる青年。
ロレンソ・フェロがこの青年を好演。