おすすめ度 ☆☆★
樹木希林好き ☆☆☆
2018年9月に他界した樹木希林が初めて出演した海外製作作品ということで話題に。
ただ、映画の後半に少し出るだけで、ある意味添え物的扱われ方。
孤独なドイツ人男性カールと、男の父親と親交のあった日本人女性が、人生を取り戻すためにともに旅する姿を描いた。
ドイツシーンも日本シーンも、幻想的シーンが多く、来世について語っている。
一方、ジェンダーとか、アルコール依存症とか、家族間の争いとか、社会問題が根底にある。
突然カールの前に現れた日本人女性。カールの父親が関係しているみたい。
樹木希林もミステリアスで、意味深なセリフも。
ドイツと日本の旅物語でもある。
しかし、哲学的で、ちょっと人を寄せ付けない。