おすすめ度 ☆☆
ミステリアス映画、美少女映画好き ☆☆☆
PG12
「レディ・プレイヤー1」のオリビア・クックと「スプリット」「ウィッチ」のアニヤ・テイラー＝ジョイという注目の若手女優が共演したスタイリッシュサスペンス。
個性的であるがゆえに周囲からのけ者にされているアマンダと、名門校に通い一流企業でのインターンも経験するなど上流階級の暮らしを送るリリー。
三つの秘密、二つの裏切り、一つの事件が絡み合うスタイリッシュサスペンス。
３章構成のドラマ。
2016年に交通事故で他界したアントン・イェルチンがドラッグの売人ティム役で出演。イェルチンにとってはこれが遺作となった。
美女二人が、なんとも魅力的。
だが、舞台劇の映画化であり、淡々と進む展開に眠気を誘われる。
殺人事件でありながら、現場シーンはなく、スタイリッシュ。
おすすめ度 ☆☆☆
現代を息苦しく思っている方 ☆☆☆★
R15+
刹那的に生きる3人の少年の過激な日常を描いた青春ドラマ。
主人公のタロウ（YOSHI）には名前がない。思春期を生きるその少年は戸籍すらなくて学校に一度も通ったことがない。そんな彼にエージ（菅田将暉）、スギオ（仲野太賀）という高校生の仲間ができる。3人はあてどなく走り回り、遊び、その奔放な日々に心が解き放たれ自由を感じていたが、偶然にも一丁の拳銃を手に入れたことをきっかけに、それまで目を背けていた過酷な現実と向き合うことを余儀なくされる。
自由、絶望、青春、友情、恋愛、焦燥、刹那、希望をテーマに人間模様が交錯する純粋かつ過激な問題作であり、社会孤立、ネグレクト、犯罪、セックス、ヤクザ、暴力に満ちた世界が衝撃的に描かれた作品となっている。
非社会的行動が目立つ、主役陣。その描写は鮮烈で鋭い。
大森立嗣監督が、温めていた脚本を映画化。
賛否両論がわかれる社会の暗部の描写、この映画のために起用したYOSHIを始め、菅田将暉、大賀ら、配役陣の努力で、話題を呼ぶ作品になっている。
