おすすめ度 ☆☆★
フランス文学好き ☆☆☆
R18+ エロ写真がふんだんに ぼかしは性器のみ
生涯で2500人以上の女性と関係を持ったと言われ、死後に自身が撮影したと思われる大量のポルノ写真が発見されたフランス象徴主義の詩人ピエール・ルイスの物語だが、むしろ、彼の愛人とのなさぬ愛の物語。
3人娘の真ん中次女のマリーは、ピエールに恋をする。だが、家の都合で、ピエールの親友レニエと結婚させられてしまう。
失意のピエールは、アフリカに渡り、ポルノ写真を撮りまくる。
1年して帰ってきたピエール。マリーはたまらず愛に生き、濃厚な愛の営みが。
その裸婦写真、ピエールの被写体の女性とのレズ。
フランスらしい愛の表現。いやらしさは少ない。その分淡々とした描写。詩が適度に挟まり、文学の香りが。
やがて、ピエールは、マリーの妹と結婚。
マリーは、これらの情事を小説にして出版。
恐るべし女の正体。