おすすめ度 ☆☆☆
カナダ・ケベック州を舞台に、17歳の少女の日常を描いた青春ドラマ。
2018年トロント国際映画祭≪最優秀カナダ長編映画賞≫受賞。
ケベックの海辺の街で暮らすレオニーは、高校卒業を1カ月後に控えながら、どこかイライラした毎日を送っていた。退屈な街を飛び出したいけど自分が何をしたいのかわからい。口うるさい母親も気に入らず、母親の再婚相手のことは大嫌い。そんなレオニーが頼りにできるのは離れて暮らす実の父親だけだった。
そんなある日、レオニーは街のダイナーで年上のミュージシャン、スティーブと出会う。どこか街になじまない雰囲気をまとうスティーブに興味を持ったレオニーは、なんとなく彼にギターを習うことになり……。
夜間の野球場の管理の仕事をアルバイトに。
野球場で、ギターを弾いたり、バッティングをしたり。
スティーブとの関係も、友達以上、恋人未満。
父の暴力を知りやけになる。
そして最後は、バスに乗り、旅立つのか?
なんとなく落ち着かない17歳の青春を淡々と描いて、魅力的。
いつしか引き込まれて、バックミュージックがいい。
ケベックという町。 好きだなあ。