おすすめ度 ☆☆☆★
タイトルの「暗数」とは、主に犯罪統計において、警察などの公的機関が認知している犯罪件数と実社会で起きている件数の差を指す。ちょっと意味不明のタイトル。
韓国最大の映画賞、青龍映画賞で脚本賞受賞他、その年の国内賞レースを席巻しそのクオリティは折り紙付き!
実際の事件をモチーフに映画化。
恋人を殺した罪で収監された犯人。
刑事に、ほかに7件の殺人を起こしたと自白。
調べてみると、かなりの信ぴょう性。
刑事は、取引して減刑に持ち込む。しかし、証言を翻す頭脳作戦。
刑事ものにありがちなドンパチはないが、心理作戦。
刑事の地道な捜査で、真相にたどり着けるか、ひりひりした緊張感。
刑事キム・ヒョンミン(キム・ユンソク)、殺人犯カン・テオ(チュ・ジフン)の演技が素晴らしい・
ただ、ラストがあっけない。