おすすめ度 ☆☆☆★
アメリカのロックバンド「ザ・ビーチ・ボーイズ」の創設メンバーであるブライアン・ウィルソンに密着した初のドキュメンタリー。
天才と称され、ビーチ・ボーイズの数々の名曲を世に送り出してきたブライアン・ウィルソン。今年80歳を迎えた彼が、今の姿で当時を語る。
元ローリング・ストーン誌のベテラン編集者のジェイソン・ファインとともに、幼少期に過ごした家や『サーフィン・サファリ』のジャケット写真が撮影されたパラダイス・コーブなど、ゆかりの西海岸の街をめぐっていく。
プレッシャーにさいなまれて陥った薬物中毒、自由と金銭を奪われ続けた精神科医との関係、亡き兄弟との確執と愛情、そして音楽と家族によって人間的な復活を遂げたことなど、天才ソングライターが抱えていた悲しくも壮絶な真実が本人の言葉で明かされる。
ブルース・スプリングスティーン、エルトン・ジョンなど音楽界の著名人がビーチ・ボーイズへの愛を語る。
エンドロールで、懐かしい歌の数々。